レッドブルのホーナー代表、アメリカGPの表彰台獲得で復調を実感「確実にパフォーマンスが向上した」

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2024年10月24日 11:50  AUTOSPORT web

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2024年F1第19戦アメリカGP クリスチャン・ホーナー代表とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
 レッドブルは、アメリカGPで3番目に速いマシンを持っているにすぎなかったかもしれない。しかし、土曜日のスプリントレースでのマックス・フェルスタッペンの勝利は、彼とRB20にとってチームのホームグラウンドでのオーストリアGPスプリントレースで優勝を飾った6月末以来の活躍となった。

 そして週末の終わりにフェルスタッペンがランド・ノリス(マクラーレン)に5ポイント差をつけたことを受けて、日曜日のレース終了後のチーム内には“ミッション達成”の雰囲気が広がっていた。

 それでも、日曜日のRB20には土曜日ほどの競争力が見られなかったことは確かで、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、「今日はマシンにアンダーステアを少々強めに設定した。ただ昨日と比べると、フロントタイヤがダメになってしまったようだ」と説明した。

「マシンは非常に速かったので、スプリントでポールを獲得するのに充分な実力があった。スプリントで勝利し、そこでのデグラデーションも良好な状態で、マクラーレンの勢いは衰えているようにも見えた」

「そして、フェラーリは週末を通して速そうで、ほぼ間違いなくポールポジションを獲得するはずだった。我々は、予選では非常に強いマシンだったが、今週末もっとも弱かったのはハードタイヤだっただろう」

 オースティンではフェラーリへの対処法を持てず、メインレースの後半でマクラーレンが示したペースを発揮できなかったとしても、先週末のRB20はオランダGP以来もっとも競争力を取り戻していたことは明らかだ。

 ホーナー代表は過去3週間のチームの仕事ぶりを称賛している。

「いろいろな要素が組み合わさっていたと考えている。チームが懸命な努力を注いだ結果、ここでは確実にパフォーマンスが向上した」

「理解すべきことや微調整できることはまだたくさん残っている。だからこれはシンガポールを経て、着実に回復してきたということなのだと思う」

「今週末、我々はドライバーズ選手権でもっとも近いライバルを5ポイント上回ったのだ。3週間前は、それを達成するのは非常に困難に見えていたがね」

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