日向坂46「ひなたフェス」29億円の経済波及効果「広域観光」「新規来訪者の獲得」など特徴

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2024年10月25日 05:31  日刊スポーツ

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「ひなたフェス2024」を開催した日向坂46。中央左は正源司陽子、右は藤嶌果歩 撮影/上山陽介

日向坂46が9月7、8日に宮崎県総合運動公園内で開催した「ひなたフェス 2024」に約29億円の経済波及効果があったことが24日、明らかになった。宮崎大地域資源創成学部の土屋有准教授が記者会見に出席し、経済波及効果の分析結果を発表した。


土屋准教授は主にオンラインアンケートを実施し、7819件を回収。のべ宿泊客数が9万1213、日帰り客数が4681だったと推計し、29億900万円の経済効果があったとした。地域全域に波及効果を生む新たな地域活性化モデル「フェス観光」による、広域観光の効果と発表した。


2泊以上の滞在が約67%を占める「長期滞在傾向」や、来訪者の約60%が宮崎市外も訪れているという「広域観光効果」、そして初めて宮崎県を訪れる人が約63%を占めフェスが新たな観光客層を開拓した「新規来訪者の獲得」などの特徴があるという。


また土屋准教授は「個人的には、こんなにデータが集まることはなかなかありません。通常は数百件のアンケートから、数千、数万を推計することが多い」と補足。「これはひとえに、『おひさま』と呼ばれる日向坂46のファンの皆さんが今回のフェスを機に宮崎に愛情を持っていただいて、協力をしていただいたということだと思います」と感謝した。


日向坂46は9月にグループとして「みやざき大使」に就任。「ひなたフェス」を通じて、宮崎県の観光振興に大きく寄与した。


◆ひなたフェス2024 9月7日、8日の2日間開催。メインはひなたサンマリンスタジアム宮崎で開催したライブで、プロ野球キャンプの“聖地”とも呼ばれる同所がスポーツ以外の目的で使用されるのは初めてだった。周辺にはさまざまな地元企業の飲食店、自治体などのブースが多数出店。宮崎県の26市町村ともコラボし、JR日向市駅は期間限定で「日向坂46駅」となった。SDGsにも取り組み、ライブ翌日にはごみ拾いなどのクリーンイベントも実施された。

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