パーソナリティの丸山茂樹
◆丸山茂樹がプレジデンツカップを総括
今回、丸山が語ったのは、9月26日(木)〜9月29日(日)にカナダのロイヤルモントリオールGCにて開催された、2年に1度おこなわれる米国選抜と世界選抜による対抗戦「2024年 プレジデンツカップ」について。
今大会で世界選抜のキャプテンをつとめたマイク・ウィアーから直々に副キャプテンオファーのメールが届いたことを明かし、「いろいろな人に相談したら、『名誉なことだから行くべきだよ』ということで、もう即答でモントリオールに飛んで行きました」と回顧。あらためて、「本当に最高の経験をさせていただいたことに、世界選抜のキャプテン、マイクに感謝したいなと思います」と話しました。
日本人選手は、松山英樹選手が世界選抜チームの一員として出場し、大会最終日のシングル戦では世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー選手に勝利。その戦いぶりを「僕も後ろからプレーを見ていて本当に感激しました。天下の大将軍をやっつけたあの勢いはすごかったですね」と振り返ります。
|
|
4日間、全5ラウンドの熱戦が繰り広げられ、アメリカ選抜に敗れた今大会をあらためて振り返り、「アメリカ選抜チームの底力は本当にすごいなと思いました。個々のパフォーマンス、我々世界選抜チームも全力を出していたんですけれども、本当に(微々たる差で)ワンショットなんですよね。ワンショットでやられている感じが全部あったので、ここのところがどうなのか。これがメンタルなのか、個々にあるパフォーマンスの違いなのかっていうところは、今後の課題になってくんじゃないかなっていうふうに思いました」と実感を語ります。
なお、1998年と2000年に選手としてプレジデンツカップに出場経験のある丸山。世界選抜がアメリカ選抜に勝利したのは、自身が出場した1998年の第3回大会のみとあって、「この屈辱をどこかで絶対にはらさなくちゃいけない。最後は、みんなクラブハウスでそういう話で盛り上がったんですけど、この力の差は何なのかっていうところですね。もう1回個々に見詰め直して、そこ(勝利)に向かってかなきゃいけない」と力を込めます。
さらには、「僕が今回感じたのは、根性論のような気がするんだよね。最後、(松山)英樹のスコッティ・シェフラーとの激闘を見ていて、やっぱり根性じゃないかと。やっぱりそこの辺がもうちょっとハートから、腹のなかから盛り上げてくるものがもっとあっても良かったんじゃないかなって。どちらかというと、データを考えてデータをすごく意識しすぎちゃったんじゃないかなっていうのは、僕の本音なんですよね」とも。
自身も出場し、唯一アメリカ選抜に勝利した1998年の大会では、チームの士気を高めるためにみんなで言い合ったことに触れたうえで、丸山は「僕の1998年の経験上、チームの副キャプテンとして(そういった面が)もっとあったほうがよかったのかなと」と反省の弁を述べつつ、「どちらかというと、そういうマインドを持っているのは、世界選抜のなかでは意外と英樹が一番あったのかなと。彼と話していて、シェフラーと組合せが当たった瞬間に、『上等ですよ!』って。前日にイム・ソンジェと組んで不調だった自分なのに、奮い立たせて『絶対やっつけてやりますよ!』っていうあの気持ち。僕はやっぱり、そういう気持ちが彼にあったからこそパリオリンピックや今回の最終日のシェフラー戦につながったんじゃないかなって思うんだよね。僕は、彼を目の前で見ていて熱い思いがありました」と称えました。
|
|
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
----------------------------------------------------
10月19日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年10月27日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00〜7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
動画・画像が表示されない場合はこちら