今日26日の日の入り後 金星とアンタレスが接近 見られる方角、天気は

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2024年10月26日 14:31  日本気象協会

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日本気象協会

今日26日の日の入り後 金星とアンタレスが接近 見られる方角、天気は

今日26日の日の入り後、南西の空で金星とアンタレスが接近して輝きます。アンタレスはさそり座の1等星で、赤く見える星です。北海道や東北、北陸から山陰にかけてと沖縄は晴れる所が多く、星空観察によさそうです。



●日の入り後の天体ショー 南西の空で見られる


今日26日の日の入り後は、南西の空にご注目。宵の明星・金星と、さそり座の1等星で赤い星のアンタレスがとても近くで輝きます。

最接近は今日26日16時ごろ。金星もアンタレスも、18時半頃までには沈んでしまいますので、日の入り後45分〜1時間くらいがチャンスです。なお、26日の東京の日の入りは16時52分です。

見える高度はかなり低いので、できるだけ南西の空が開けた所で観察し、まずは明るい金星を見つけましょう。アンタレスも比較的明るい星ではありますが、夕方の低い空で見つけるのは難しいため、双眼鏡があるとよいでしょう。


●気になる天気は


今日26日の日の入り後は、北海道や東北、北陸から山陰にかけてと沖縄は晴れる所が多く、星空観察によいでしょう。強い冷え込みはないものの、内陸部を中心に昼間との気温差が大きくなりますので、上着を着るなど、服装に注意して観察しましょう。
関東から山陽、四国、九州は、本州の南海上に停滞する前線の影響で雲が広がりやすく、観察にはあいにくの天気となりそうです。ただ、まだ2〜3日は双眼鏡の同一視野で金星とアンタレスをみることができますので、明日以降に空を見上げてみるとよいでしょう。



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