歌舞伎俳優の中村獅童が30日、東京・ダンヒル銀座で行われた『DUNHILL MOTORITIES EXHIBITION』キックオフイベントに登壇した。
【アップショット】髪型も決まってる!ビシッとジャケット姿を披露の中村獅童 獅童は、ダンヒルのスーツでクールに登場した。会場には、雨風を避けるためのカーコートやゴーグルも展示。「とてもステキでした。復刻されたものがあるのでレザーコートを狙っています」とニヤリ。100年前の当時ものだが、カビも生えていない。専用のクローゼットがあるほど革製品が大好きな獅童だけに驚きで「カビが生えないで100年…。話は変わるんですけど、きのう『ヴェノム』という映画のジャパンプレミアでヴェノムスーツを着たんです。最初に着たのが2018年。きのう、6年ぶりに着たんですけど、カビが生えて大変だったみたい(笑)。ボロボロになっていたみたいで専門の人が塗装し直してくださった」と振り返りながら「100年もレザーが無事なのに、なんでヴェノムスーツが…。ヴェノムスーツもダンヒルさんの方で保管していただけないですか?」と冗談交じりにおねだりして笑わせた。
英国を代表するラグジュアリーメンズハウスであるダンヒルは、 モートリティーズの歴史を語る展示会『DUNHILL MOTORITIES EXHIBITION』を、きょう30日から11月12日までダンヒル銀座本店で開催。スーツやバッグなど現在のダンヒルの主流となる製品の始まりが自動車関連用品であり、発想の源だったことが明かされる貴重な展示会で、会場には100年以上前にダンヒルが製造した車「Tweenie」と自動車関連製品の歩みを語るアーカイブが。また、ダンヒルのモートリティーズの歴史からインスピレーションを得た最新の商品や先行販売の商品などが並ぶ。
世界に数台した残っていない貴重な「Tweenie」も並ぶ。一足早く見た獅童は「車が好きなので、とてもうれしかったですね。あの時代の車は一生もの。高級品だったというのが、あの車を見るとわかりますね」と笑顔。フロント部分には「Tweenieデビル」の意匠があり、獅童は「あれ、ほしいですね。僕の車にも付けておきたい」としたが、交通法の規制が厳しい時代に警察への“反抗精神”の象徴だったことを知らされると「なおさら付けたいですね(笑)。しゃれが効いている。日本風に言うと粋なのかな」とうなっていた。