米歌手マドンナ(66)が、元夫で映画監督ガイ・リッチー(56)との間にもうけた息子ロッコ・リッチーさん(24)との仲睦まじいツーショットを公開した。マドンナは画家として活動するロッコさんの個展を見るため、パリに駆けつけた。マドンナは今月初め、弟のクリストファー・チッコーネさんが他界するという不幸に見舞われたばかりである。彼女がロッコさんと寄り添う姿に対して、ファンからは「悲しい時期に、愛する息子と大切な時間を共有できて良かった」といったコメントが寄せられている。
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マドンナとガイ・リッチーの間に生まれたロッコ・リッチーさんは、英国の大学とアートスクールで美術を学んだ。その後、表現派アーティスト「Rhed」という名義で活動開始し、2018年からはロンドンで個展を開催するなど画家としての地位を築き上げた。
今年4月には米フロリダ州で個展を開き、タイの格闘技ムエタイのファイターから着想を得た作品集「パック・ア・パンチ(Pack A Punch)」を展示。母マドンナもツアーの合間を縫って会場に駆けつけ、ロッコさんを支援した。
そして現地時間27日には、仏パリでロッコさんの新たな個展「ザ・ツーリスト(The Tourist)」が開催された。
今回もマドンナが会場を訪れていて、ロッコさんとの仲睦まじいツーショットを自身のInstagramに投稿した。
写真には、黒いレザーコートを着たマドンナが、グレーのタンクトップとパンツ姿のロッコさんにバックハグをしている姿が写っている。マドンナはロッコさんの腹部に両手を回し、背中にぴったりと寄り添っている。髪をバズカットにしたロッコさんは両手を下ろして真っすぐに立ち、正面をじっと見つめている。
別の写真では、マドンナがロッコさんに案内されて作品を見る様子や、レストランのテーブル席で寄り添って座る親子の温かな様子が写されている。
マドンナは、今回の投稿に「息子ロッコの個展『The Tourist』を見て友人を訪ねるため、パリに逃避した。悲しみに対する完璧な解毒剤です!」と記した。
投稿された写真の中には、マドンナがファッションデザイナーであるリック・オウエンスの妻ミシェル・ラミーと仲良く寄り添う姿も見受けられた。
なお今月4日には、マドンナの弟でアーティスト兼インテリアデザイナーのクリストファー・チッコーネさんが、がんにより63歳で他界した。クリストファーさんは若い頃にダンサーや振付師として活動し、マドンナのツアーやMVを監督するなど、姉のキャリアを支えてきた。
母親として息子をサポートするマドンナの姿や、ロッコさんの個展の作品に、ファンからは多くのコメントが寄せられた。
「マドンナとロッコが絆を深める姿が見られて嬉しい。彼はとても才能がある。あの絵が欲しいよ!」
「悲しい時期に、愛する息子と大切な時間を共有できて良かった。」
「素晴らしい母親だ。いつも子どもたちをサポートしている。」
「ロッコの作品には、ピカソの『青の時代』に見られる深い喪失感や嘆きを思わせる。」
画像は『Madonna Instagram「Escape to Paris to see my son Rocco’s exhibition」「My brother Christopher is gone.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)