「あまりにも美しい」とファンに好評 ルカ・グァダニーノ監督作『Queer』初予告編公開

0

2024年10月30日 14:21  cinemacafe.net

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

cinemacafe.net

『Queer(原題)』 (C) APOLLO
9月3日にヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアを迎え、9分間のスタンディングオベーションを受けた『Queer(原題)』の初予告編が、A24より公開された。

原作はウィリアム・S・バロウズの同名小説で、舞台は1940年代のメキシコシティ。同性愛者で薬物依存症のアメリカ人駐在員リーをダニエル・クレイグが演じ、リーが溺れていく若い退役軍人のユージーンをドリュー・スターキー(「アウターバンクス」)が演じている。監督は『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ。

予告編では、リーがユージーンにどんどん夢中になっていく様子と、最初はリーの誘いに無関心だったユージーンがリーと深い関係になっていく様子が描かれている。リーがユージーンを「きみと、言葉に頼らず会話したい」と口説いて一夜をともにするシーンは、ファンに「あまりにも美しい」と好評だ。

BGMには、シネイド・オコナーのカバーによる「ニルヴァーナ」の「オール・アポロジーズ」が使われており、映像とマッチ。そのセンスに感嘆する声も寄せられている。

予告編だけでも高い評価を受けている本作だが、すでに本編を観たファンの中には、「この予告編だけではこの映画の良さが始まってすらいない。どうか映画館で観て!」とコメントしている人もいた。『Queer』は11月27日全米公開予定。




(賀来比呂美)

    ニュース設定