政治ジャーナリスト田崎史郎氏(74)が30日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に生出演。少数与党での政権運営について解説した。
公示前は自民256人、公明32人の計288人だったが、選挙後には自民191人、公明24人で計215人となり、自民党だけではなく自公で過半数233人に達しなかった。
田崎氏は「少数与党政権での一番の弱点は数が足りていないので、内閣不信任案を出されたら終わってしまう」と指摘。「大きな問題が起きた時に不信任案を出されると野党はまとまってしまう。それで内閣が終わってしまう。内閣は不信任案が可決されると、そのまま辞職か解散か。実際は解散を打って出られませんから、辞職となる」と言及した。
この日は選挙後の世論調査にも触れ「まだ政権が発足して1カ月なので様子を見たい。今後、石破さんが良い仕事をするかも」と期待も込め、「今は内閣支持率がガクンと落ちたが、今後やりようによって期待感がなくなるのか、まだ期待感が抱かれる時期が続くかによって、内閣支持率が下がり続けるのかどうかということになると思う」と話した。
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