乳がんサバイバーだいたひかる、細菌感染症で敗血症を心配「命に関わるので…」

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2024年10月30日 17:38  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

だいたひかる(17年8月撮影)

細菌感染症の「蜂窩(ほうか)織炎」と診断されたお笑い芸人だいたひかる(49)が30日までにブログを更新。敗血症のリスクについて言及し、手術も視野に入れているとした。


だいたは27日、腕の発疹とかゆみ、関節痛などの症状と39度の高熱に見舞われて病院を受診したところ、重症の蜂窩織炎と診断されたことを報告。だいたのようにがん放射線治療などの影響によってリンパ浮腫を発症した患者にとって、蜂窩織炎は引き起こされやすい合併症とされるが「蜂窩織炎って、傷とか虫刺されでもなってしまうから仕方が無いのですが 重症は初めてで こんなに一気に弱っちゃうんだぁというのが実感です」とつづっていた。


その後、点滴や処方薬などにより症状はおさまってきたものの「蜂窩織炎で1番怖いのは、全身にまわり敗血症になる事で…」と悪化を懸念。「1年に3回4回と蜂窩織炎を繰り返すなら、手術をした方が良いと言われました」と医師の言葉を記し、「敗血症は命に関わるので、何とか気をつけたい所です」と思いをつづった。


だいたは16年12月、乳がんにより右胸を全摘出したことを公表。19年に乳がん再発、翌20年には骨頭壊死(えし)と診断されたことを公表した。22年6月には乳がんの放射線治療などの影響で右手にできた浮腫が悪化したとして、「リンパ管静脈吻合(ふんごう)術」を受けたが、再び発症したため23年6月にも再手術を受けた。当時のブログで「一番怖いのは蜂窩織炎(ほうかしきえん)という、浮腫の人がなりやすい病気」と心配する様子を投稿していた。


◆蜂窩織炎 (ほうかしきえん) 皮膚とその下の組織に細菌が感染し、炎症が起こる病気。患部の皮膚に赤み、腫れが出現し、発熱、悪寒などを伴うこともある。足のすねや甲に発生することが多い。

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