91歳の歌手菅原洋一が30日、都内で行われた「第51回歌謡祭〜昭和100年、時代とともに生きた歌たち〜」(主催・日本歌手協会)に出演した。
菅原は7月に熱中症で入院した。高齢で心配されたが、体調が戻り「皆さんにお会いしたい」と2日前に出演を申し出たという。
プログラムに記載がなく、第2部のオープニングで、司会の合田道人が「菅原洋一さんが来てくれました」と紹介すると、大きな歓声が起きた。いすに座り、アルゼンチンタンゴの名曲「カミニート」と、代表曲「今日でお別れ」を情感たっぷりに歌った。
菅原は今後の目標について「こうして皆さまに歌を聴いていただくこと。拍手が生きがいですね」とにこやかに話した。
司会の水森かおりは大先輩の歌唱に「感動しました」と話した。
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