山本耕史の“強烈キャラクター”5選 食えない異星人からオスみ強すぎ上司まで!

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2024年10月31日 09:11  クランクイン!

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10月31日に48歳の誕生日を迎えた山本耕史  クランクイン!
 本日10月31日は、人気俳優・山本耕史の48歳の誕生日。甘いマスクと、「趣味:筋トレ」という鍛え上げられた肉体を誇る俳優とし知られ、頼れる味方役から憎き悪役まで幅広い役で視聴者を楽しませてきた山本。今回はそんな山本が、これまで演じてきた中でも特に印象的なキャラクターを振り返る。

【動画】「私の好きな言葉です」山本耕史が演じた食えない異星人「メフィラス」

”オスみ”強すぎる昭和な上司!

 今年最大級の話題作となったNetflixシリーズ『地面師たち』。土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、買い主から多額の代金をだまし取る地面師詐欺事件が描かれたが、山本が演じたのは大手不動産企業の開発部長・青柳隆史、つまり被害者側だ。山本演じる青柳は、いわゆるJTCのギトギトした背広のおっさん社会をのし上がってきた男。失敗した部下たちは容赦なく叱責するが、一方でプロジェクトが成功した際には身銭を切って労う、いわゆる“昭和の男”で、出世欲をギラつかせた“オスみ”がすさまじい。

 そんな山本が危ない橋を渡りながら一世一代の土地取引を成功させた後、それを祝うかのように夜景が見える高層階から不倫相手といたすシーンは、オスみが本物のオスになった瞬間で、同作中でも特にインパクトのある名シーン中の名シーンとしてSNSで話題に。次の展開に薄々気づいている視聴者を「この人、ここから真っ逆さまに落ちていくんだよな…」と複雑な気分にさせてくれる。最後は悲惨だったが、間違いなく地面師たちに匹敵するインパクトを残した。

「私の好きな言葉です」知的で食えない異星人!

 監督・樋口真嗣、脚本・庵野秀明による映画『シン・ウルトラマン』で山本が演じたのは「外星人第0号メフィラス」。初代『ウルトラマン』にも登場し、「ずる賢い」の形容でおなじみの人気ヴィランだが、人間に化けるメフィラスを演じた山本は、そこにさらに「イケメン」「紳士的」「優雅」「スマート」という魅力を加えて息を吹き込んだ。

 なかでも「郷に入っては郷に従う。私の好きな言葉です」「目的のためには手段を選ばず。私の苦手な言葉です」などという独特の言い回しが印象的で、「メフィラス構文」としてファンの間で人気に。ウルトラマンとの対決ではあと一歩まで追い詰めるも、自身の戦況が不利になる予兆を感知するとあっさりと地球から離脱。最後まで「食えないやつ」というイメージを残してさっそうと去っていった。

主人公の志に殉じた腹心! スピンオフも作られた人気ぶり

 三谷幸喜脚本・香取慎吾主演の大河ドラマ『新選組!』(NHK総合ほか)では、「鬼の副長」こと土方歳三を演じた山本。香取演じる近藤勇と志を共にした土方を熱演した。新選組隊士の中でも特に人気の高い土方だが、山本演じる土方も特に人気は根強く、『新選組!』本編は主人公・近藤の斬首のシーンで終わるが、視聴者からの土方が隊を率いた「その後」も見たいという要望が多かったことから、『新選組!! 土方歳三 最期の一日』というスピンオフも放送された。

 なお、山本は今年公開の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』までで土方を6度も担当し、今やすっかり土方と言えば山本、山本と言えば土方という当たり役に。特に2015年放送の連続テレビ小説『あさが来た』で土方役を演じた際には、『新選組!』での決めゼリフ「待たせたな」を発し、ファンを歓喜させた。

主人公の味方なの? 敵なの? ミステリアスな存在感に視聴者ヤキモキ!

ほぼ全て即興劇で高いアドリブ力を見せつけたバーのマスター役!

 山本がバーのマスター役を演じ、人気女優たちとの会話劇を繰り広げたのは『抱かれたい12人の女たち』(テレビ大阪)。本作は、さまざまな理由で深夜のバーを訪れた女性客とバーのマスターによるワンシチュエーションドラマだが、特筆すべきは、女性客とマスターが交わすセリフほぼ全てを山本とゲスト女優が即興で紡がなければならない、ということ。山本はそんな中でも、松本まりかや佐藤江梨子、奈緒、剛力彩芽ら並み居るゲストらと丁々発止のやり取りをやってのけ、アドリブ力の高さを見せつけた。

 一方で、高級アロマオイルの訪問販売員役を演じた松本に、上半身裸でオイルマッサージをされた際には、おかしくなって2人共笑いだしてしまうなど、山本の素顔が垣間見られるのも魅力だ。

味方なの? 裏切り者なの? 気が許せない幼なじみ!

 三谷幸喜脚本の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)では、三浦義村を演じた山本。小栗旬演じる主人公・北条義時と幼少期からの幼なじみで、苦楽を共にしてきた間柄だ。ちょうど同じ三谷脚本の『新選組!』における土方のような“頼れる腹心”ポジションと言える。

 しかし大きく違うのは、土方が近藤勇に心酔し、最後まで添い遂(と)げようとしていたのに対して、義村の使命はあくまでも三浦家の生き残りということだ。血塗られた権力闘争が繰り広げられる中でも、義村は常に冷静に状況を見極め、御家存続のために動くしたたかさを見せた。

 そんな義村は真意が読み解きづらく、主人公・義時にとって本当の味方なのか、それとも裏切り者となるのか、そのミステリアスな存在感で1年を通して視聴者をヤキモキさせる印象的なキャラクターとなった。なお山本は、三谷がこれまで手がけた大河ドラマ3作全てに出演している“皆勤賞”。これはほかに数人の出演者しかおらず、その信頼度の高さがうかがえる。

 山本耕史がこれまで演じた中でも特に印象的なキャラクターを見てきた。あなたはどの山本耕史が好き?

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  • 真田丸の石田三成も良かった。
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