維新、代表選実施の方向=衆院選敗北、馬場氏に退陣論

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2024年10月31日 18:01  時事通信社

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時事通信社

日本維新の会の常任役員会であいさつする馬場伸幸代表(左)。右は吉村洋文共同代表=31日午後、大阪市中央区
 日本維新の会は31日、常任役員会を大阪市の党本部で開いた。公示前勢力から5議席減の結果に終わった衆院選を踏まえ、代表選を早期に行う方向で手続きに入ることを決めた。11月6日にも実施の可否を正式に決定する段取りだ。党内には馬場伸幸代表の退陣論が出ている。

 馬場氏は役員会で「衆院選は負け。全て私の責任だ」と表明。一方で、「今後とも国政、地方で同志が増えて党勢が拡大するよう一緒に頑張りたい」と述べ、続投へ意欲をにじませた。

 維新は衆院選で、大阪の全19小選挙区で勝利する一方、東日本の小選挙区で全敗。比例代表の得票数も前回2021年から約300万票減らし、公示前の43議席は38議席に後退した。

 維新の規約は代表任期を国政選挙・統一地方選挙の90日後までと定め、代表選を実施するかどうかを選挙後45日以内に臨時党大会で議決すると規定している。 

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