敵地・福岡で3連勝し、一気に日本一にリーチをかけたDeNA。31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、DeNAの第6戦目の勝負のカギを解説陣がディスカッションした。
まず解説として出演した五十嵐亮太氏は「4番のオースティン。今日のバッティングを見てください。コンパクトに行ってるにも関わらず、この距離ですからね。ちょこんと当てたような感じじゃないですか。めちゃくちゃ力あるんですよ。最近ね、メジャーの試合ばっかり見てるけど、スタントンみたいなんですよ。腕も太いし、なんか手首だけで飛ばせるっていうね」とメジャーリーガーにも引けを取らないパワーにゾッコン。続けて「怪我の状態にもよるんでしょうけれども、彼が勝負の鍵を握るんじゃないのかなと思ってます」と自打球を当てた足の状況を鑑みつつも、助っ人の存在が大きいと説いた。
もう一人の解説者の高木豊氏とMCを務めた野村弘樹氏はともに天候面に着目。まず高木氏が「ポイントは東だと思っているので、(月曜日に投げると)怪我明けで中4日から5日に変わるんですよ。その1日はでかいなと思ってて。確かに雨で流れが変わって、ソフトバンクの打線が息を吹き返すっていう危険度もあるんですけども、やっぱ東のことを考えると、こう1日でもこう伸びた方が調整としたらうまくいくかなという感じがします」と土曜日が雨天中止で延期になることで、3戦目に好投した東克樹のコンディションが整えられることが大きいと推測。
野村氏は「(土曜日中止となると)東が第6戦目となる日曜日に中4日で行けるわけですよ。そうすると月曜日にケイも中4日で行けるんですよ。だから僕は東とケイでもう1回っていうところに行けるかなって思ってるので、僕は土曜日が流れることによって、そこをずらせる。だから降ってくれと僕は思ってる」とOBとして雨天順延を望んだ。
果たして土曜日の天気はどうなるか!?試合ではない天候の部分にも要注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』