一方、「これは収束不可能では!?」とインタビュアーをヒヤヒヤさせたのが、Novel Core×edhiii boi×JUNON(BE:FIRST)×RUI(BMSG TRAINEE)チーム。プライベートでも近い間柄の4人ゆえ、「JUNONくんとはあまり話さないです。普通に仲悪いんで(嘘)」(RUI)、「edhiiiとは話すまでいかないっていうか。BMSGいい人いっぱいいるんで」(JUNON)などなど、メンバーが爆笑しながらのマシンガントークがさく裂。しかし、RUIが挑むオーディション「THE LAST PIECE」の話になると、「それを知ったときは僕も泣いちゃいました。いろんなものと向き合って戦ってきたここ数年間だったと思うので」(Novel Core)と、お互いへのリスペクトも明かした。
Aile The Shota×SOTA(BE:FIRST)×SEITO(MAZZEL)×TAIKI(BMSG TRAINEE)は、4人がともに得意とするダンスの話からスタート。「THE FIRST」で一緒だったAile The ShotaとSOTA、TAIKI、ダンサー時代からの知り合いとなるSOTAとSEITOなど、共通の時間を長く過ごした4人からは、お互いが影響を受けたエピソードが次々と飛び出した。さらにBMSG POSSEの活動やBMSGの未来にまで話は展開。「BMSGがボーイズグループの事務所ではなく、いい音楽を作る事務所として存在するために、POSSEが突き抜けることは必要不可欠」(Aile The Shota)、「事務所ごと世界に連れて行こうと本気で思ってます」(SOTA)と、今後の活動への思いも語っている。
本特集ではBMSGの先進性を探るため、社内外の関係者による証言も多数掲載。「SKY-HIイズムが各アーティストに落ちている」と言うのは、BE:FIRST『Mainstream』ほかBMSGの楽曲を多数制作している音楽プロデューサーのRyosuke“Dr.R”Sakai氏。音楽誌『MUSICA』発行人で音楽フェス「VIVA LA ROCK」などを主催するFACT代表取締役の鹿野淳氏は「誰もやらなかったことを本気でやる」とBMSGの姿勢を評価する。このほか、「音楽業界を持続不可能にしないための提言」をSKY-HIとともに作り上げたTBWA\HAKUHODOの細田高広氏、ストリーミングサービスを手掛けるSpotify Japan音楽部門の芦澤紀子氏にも、BMSGとの仕事を通じて感じた印象を語ってもらった。
このほか、「実は××が大好物で…」など各マネジャーがこっそり教えてくれたTMI(=Too Much Information)付きの全アーティスト&トレーニー名鑑、ダンススタジオにジム、サウナまで完備した新社屋潜入リポートなどのお楽しみ企画も用意。15日に公開されるBE:FIRSTのライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE-MEANT TO BE-』のオ・ユンドン監督も登場し、映画の見どころと監督が見たBE:FIRSTの魅力を語っている。