バルセロナは10月31日、スペイン代表MFフェルミン・ロペスとの契約延長を発表した。
今夏のパリ・オリンピック2024(パリ五輪)でも躍動した生え抜きの若手MFが、バルセロナと新たな長期契約を締結した。新契約の期間は2029年6月30日までで、契約解除金は5億ユーロ(約828億円)に設定されている。
2003年5月11日生まれで現在21歳のF・ロペスはバルセロナの下部組織出身で、2022−23シーズン途中にレンタル先のリナレス・デポルティーボでプロデビューを飾った。昨シーズンはクラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス前監督のもとで公式戦通算42試合に出場し、11ゴール1アシストをマーク。今夏に発足したハンジ・フリック体制でも主力級の一人として活躍しており、ここまで6試合に出場し2アシストを記録している。
また、今年6月にはスペイン代表デビューを飾り、ここまで国際Aマッチ通算2試合に出場している。U−23代表の一員として参戦したパリ五輪では、準々決勝の日本戦や決勝のフランス戦で2ゴールをマークするなど躍動。全6試合の出場で6ゴール2アシストを記録し、優勝に大きく貢献した。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、夏の移籍市場でプレミアリーグの複数クラブがF・ロペスの獲得に興味を示していたものの、本人はオファーに耳を傾けなかったという。
【動画】フェルミン・ロペスが2029年まで契約延長!
Fermín López Marín. 🫡#laligahighlights pic.twitter.com/dvnA59KhC8— FC Barcelona (@FCBarcelona) October 31, 2024