日本時間10月31日、大谷翔平と山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャースが、ワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースに勝利。ワールドチャンピオンに輝いた。
「ドジャースは2020年以来、4年ぶり8度目のワールドチャンピオンになりました。大谷選手にとって、メジャーリーグ7年目、ドジャース移籍1年目での栄冠。第2戦で左肩を亜脱臼しながらも出場を続けていました」(スポーツ紙記者)
スポーツグッズの鑑定士がつけたお値段は
ケガを押して“世界一”にたどり着いた大谷。試合終了直後に、
「いい終わり方ができて、最高のシーズンになったと思います」
と、今シーズンを振り返った。ワールドチャンピオンになると、球団からもらえるものがある。
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「『チャンピオンリング』です。ダイヤなどの宝石が埋め込まれた豪華な指輪で、それぞれの名前が入った世界に一つだけのものです。それが選手だけでなく、球団のスタッフにも球団から贈られます。2007年にボストン・レッドソックスでワールドチャンピオンになった岡島秀樹さんがそのときのリングを専門家に鑑定してもらったところ、宝石のついた指輪自体で300万円、それに1点モノといった付加価値がついて鑑定結果は500万円だったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
大谷が初めて手にしたチャンピオンリングともなれば、かなりの価値がありそうだ。
スポーツグッズの鑑定士として『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)にも出演していた前野重雄さんに、大谷のチャンピオンリングの価値について聞いてみた。
「メジャーリーグのチャンピオンリングは『ティファニー』が作っており、おそらくこれから細かいデザインなどが決まるはずです。リングの原価の相場としては、およそ2万ドルから3万ドル(約300万円〜450万円)。そこにどれだけプレミアがつくかですが、選手の“ステータス”によって変わってきます」
打者として大活躍だった大谷の場合は、かなりのプレミアがつきそうだが……。
「史上初となる50本塁打と50盗塁の“50-50”を達成し、リーグMVP受賞も、ほぼ確実です。過去には15万ドル(約2300万円)の価値がついたリングもありましたが、それくらいまではいくでしょう」(前野さん、以下同)
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ただ、それだけの価値がつくのは“期間限定”かもしれないという。
「もしかしたら、高い価値がつくのは数年間かもしれません。大谷選手の場合、またMVPとワールドチャンピオンになる可能性は十分にありますから。最新のもののほうが価値は高くなりやすいのです」
大谷のリングが“市場”に出回ることはないと思うが、ここでも史上最高となりそうだ。