山田孝之(41)が1日、東京・丸の内TOEIで行われた主演映画「十一人の賊軍」(白石和彌監督)初日舞台あいさつに登壇。東京から距離がある千葉県鋸南町で2カ月間、行った撮影現場の近くに、俳優陣のために宿を借りたと岡山天音(30)から明かされた。宿を借りた理由を聞かれ「寂しかったので、少しでもみんなの時間が欲しくて…ついつい」と照れ笑いを浮かべた。
「十一人の賊軍」は、
「日本侠客伝」(64年)「仁義なき戦い」(73年)両シリーズを手がけるなど、東映黄金期の礎を築いた脚本家の笠原和夫さんが1964年(昭39)に執筆も映画化に至らなかった幻のプロット(あらすじ)を発見した白石和彌監督(49)が、60年の時を超えて映画化。明治維新の最中の1868年(明元)に勃発した戊辰戦争の際に、新発田藩(現・新潟県新発田市)で起きた奥羽越列藩同盟(旧幕府軍)軍への裏切りのエピソードを描く。山田は劇中で、女房を寝取られた怒りから新発田藩士を殺害した駕籠屋の政を演じた。とりでを守り抜けば無罪放免の条件で、決死隊として戦場に駆り出された罪人だ。
トークの中で、岡山が「現場の近くに、山田さんが宿を借りてくれて、みんなで飲んで過ごした。他の現場では、なかなかない」と明かした。さらに「すごく鋸南は離れていたので毎日、行き来が大変。山田さんが借りてくれて助かった」と感謝した。
野村周平(30)は“宿・山田”に入り浸っていたという。「(山田と)2人で釣りに行ったり」と振り返ると、ダブル主演の仲野太賀(31)が「スーパーに行って、ものを買ったり。2人の関係性がおかしい」と突っ込んだ。山田は「はだしで2人でバルコニーに行って『星、きれいだね』とやっていた」と笑った。
|
|
この日は鞘師里保(26)佐久本宝(26)千原せいじ(54)松浦祐也(43)一ノ瀬颯(27)大相撲の元前頭豊山で俳優デビューした小柳亮太(31)本山力(55)ゆりやんレトリィバァ(33)玉木宏(44)阿部サダヲ(54)も登壇した。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。