「追悼 二代目局長 西田敏行」探偵!ナイトスクープで追悼回放送 岡部まりら思い出語る

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2024年11月01日 23:42  日刊スポーツ

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ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」で2代目局長を務めた西田敏行さん(19年7月撮影)

10月17日に亡くなった西田敏行さんをしのび、ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の追悼回が1日夜、放送された。


「追悼 二代目局長 西田敏行」とのテロップでスタート。01年1月26日に初登場した場面も放送された。帽子をかぶり、照れたように笑う西田さんが、局長席に座り「私が新局長の西田敏行でございます」とあいさつするシーンだった。


スタジオに集まった2代目秘書の岡部まり、3代目秘書の松尾依里佳や、探偵らは全員喪服。穏やかな笑顔の西田局長の写真が飾られ、メンバーが整列した。


探偵として出演している間寛平は「ビックリしたのと、『ウソやろ!』と思いましたね」。岡部は「(思い出が)たくさんありすぎて…。一番最初に、西田さんが局長として初めて紹介された時に、あの席にお越しになって」。あいさつの後、最初のVTRへと進み、スタジオがオフになった瞬間、「まりさん、もうリハ(ーサル)ないの」と西田さんに聞かれたという。


岡部は「局長、この番組はリハもなければ、打ち合わせもありません」と説明。西田さんは「いいね。こんなライブで撮るのって」と、すぐに番組の世界観に溶け込んだという。


また、3代目秘書の松尾は、涙ながらに「大きな大きな番組の良心でした」。声を詰まらせながら「西田局長は全てを温かく包み込んで。皆さん、西田局長の涙が見たくて、ご依頼くださってましたよね。たくさん支えていただきました」と、ありし日の西田局長を思い起こした。


続いて、竹山隆範が「西田さんが局長時代の忘年会では毎年、その年のベストVTRを『局長賞』として選んでいました」と説明し、VTRへ。この日の放送では、その西田さんが選んだ「局長賞」から厳選3本が用意された。


歴代局長賞を紹介しつつ「10年以上口をきいていない父と母」(竹山隆範探偵、13年4月5日放送)「97歳のマジシャン」(桂小枝探偵、03年12月19日放送)と、最後に「レイテ島からの手紙」(田村裕探偵、11年1月7日放送)を放送。


「レイテ島−」放送回では、顧問席に今年6月に亡くなった桂ざこばさんが座っていた。

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