【写真】ある過去を抱える自由奔放な鷹羽鉱業職員の娘・百合子(土屋太鳳)
本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台にした、70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。
土屋が演じる百合子は鷹羽鉱業の職員の娘で、一見自由奔放に生きているように見えるが、過去の出来事からコンプレックスを抱えている。第2話では、長崎を訪れた百合子が米国生まれの“スクエアダンス”と出合い、気に入って端島に持ち帰る。すぐさま同好会を設立するべく、鉄平(神木隆之介)、朝子(杉咲花)、賢将(清水尋也)、リナ(池田エライザ)を集めて練習に取り掛かる。その頃、端島には大型の台風が近づいてきて―。
土屋は本作の見どころを「このドラマを通して、違和感なく当時の端島の魅力を知っていただけるのではないかと思います。通常のドラマだと、恋愛だったら恋愛、仕事だったら仕事、とテーマが分かれてしまいがちですが、この作品は役それぞれの人生を描いていて、その中での恋愛だったり友情だったりの物語があるので、見ていて感情が切れる瞬間がない点が見どころです」とアピール。
さらに、第2話の注目ポイントが「台風と恋」ということで、「端島の台風は本当に大変で、海風が激しいので波が覆い被さってくるんです。その状況で百合子の家庭もかき乱されていくのですが、それにより、百合子の中で幼馴染の存在がどれほど大きいか、強く伝わる内容になっています。恋愛関係がどう発展するのか、その点も興味深く見ていただけるのですが、まずは『人としての思いやり』が深く描かれる2話となっています」と紹介した。
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