檀れい(53)が2日、都内で開かれた舞台『有頂天家族』ゲネプロ公開に参加。囲み取材に応じ、自身が演じる役柄について語った。
【写真】ミステリアスな雰囲気を漂わせた黒の和装で登場した若月佑美 檀が演じる下鴨桃仙は狸一家の母親で、宝塚歌劇が大好きという設定。脚本・演出を手掛けたG2氏(65)は「宝塚の世界をよくご存知だから出してください」と言っても「娘役だったから」と遠慮する姿勢を見せていた檀が、ノリノリになっていると暴露。「そのあたりも楽しめるかと」とアピールした。
檀は「宝塚歌劇が大好きなたぬきなので、ちょっと化けて町に繰り出すこともあって。私は宝塚では娘役だったんですけれども、今回の公演ではなんとなんと男役に化けてます」とネタバレをポロリ。池田から「そこまで」と制止されると、かわいらしく「分かった!今のナシ」と取り消していた。
シリーズ累計55万部に上る森見登美彦の人気小説『有頂天家族』をストレートプレイとして舞台化した。下鴨神社の境内に暮らす、狸一家をめぐり、狸・天狗・人間が京都で繰り広げる大騒動。奇想天外、波乱万丈でありつつ、愛深き物語となっている。
中村鷹之資(25)と濱田龍臣(24)がダブルキャストで主人公の下鴨矢三郎を熱演。また、渡部秀(33)、若月佑美(30)、池田成志(62)、相島一之(62)、檀らが出演。G2氏も含めて囲み取材に応じた。
あす3日から11日まで新橋演舞場、16日から23日までは南座(京都市東山区)で上演されるほか、30日から12月1日の御園座(名古屋市中区)では濱田の主演で公演が行われる。