栃木県茂木町に位置するモビリティリゾートもてぎで11月2日、2024年スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300KM RACE』の公式予選が行われ、31号車apr LC500h GTが初めてのポールポジションを獲得した。同車をドライブした小高一斗、中村仁が会見に臨み、土曜の予選を振り返るとともに明日の決勝レースへの展望を語った。
■中村仁/Q1担当
タイム:2分02秒140
「僕自身初めてのポールポジションなのですが、正直ギリギリQ1を通過しただけで、すべて小高選手のおかげです」
「それとブリヂストンさんが素晴らしいタイヤを作ってくれたからこそ、(自信を持って)アタックができたと思っています」
「午後のコンディションを予測し、しっかりとタイヤのパフォーマンスを出せたこともこの結果だと感じていますし、僕のQ1はタイヤに救われたところもあります」
「(決勝レースに向けて)明日は普通に走るのが目標です。小高選手からは優しく丁重に教えていただいているので(苦笑)、変なミスをせずに普通に走ります!」
■小高一斗/Q2 U14担当
タイム:1分57秒322
「僕は昨年からapr LC500h GTを走らせていて、クルマ自体にとても速さがあるのは見せられていたと思うのですが、予選でも決勝でもずっと結果を残すことができずにいたので、チームとしても非常に悔しい思いでいっぱいでした。今回やっとポールポジションを獲ることができて、すごく嬉しいです!」
「雨でも予選があると仮定し、公式練習では使うタイヤを残しておこうと決めていました。予選に向けてタイヤを温存していたことが大きなターニングポイントだったと思っています」
「(明日の決勝レースに向けて)ポールからスタートできるので、サーキットとクルマの相性も悪くないと思いますし、しっかりと守るところは守りたいです。ドライでどこまで走れるのかは分かりませんが、表彰台を目指して頑張ります」