2024年F1サンパウロGP土曜日のスプリントで、RBの角田裕毅は15位という結果だった。なお、午後に予定されていた予選は悪天候のため、日曜日に延期された。
17番グリッドからミディアムタイヤでスタート。序盤は17番手を走行、10周目にバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)を抜き、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)のリタイアにより15番手に上がり、その位置でフィニッシュした。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、角田の土曜日について次のように振り返った。
「裕毅のスプリントは、スタートポジションから考えて、それほど簡単にはいかないことは分かっていた。しかし彼はボッタスの前に出て、フリーエアのなかを走り、コンスタントなラップタイムで走行することに集中した」
「マシンのハンドリングのいくつかの部分に関して、彼は不満を持っていたので、予選の前にいくつか変更を加えることにした」
「(土曜の)予選が中止になったため、まだ答えが出ない疑問が残っているが、明日、レースに向けた通常の準備に移る前に、それに取り組む機会があるはずだ。忙しい一日になるだろうが、楽しみにしている」
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
スプリント 15位(24周/24周)
17番グリッド/タイヤ:ミディアム
今朝のスプリントでは良いスタートを切ることができましたが、残念ながらその後、ペースがあまり良くなくて、ポジションを上げていくのが難しかったです。
スプリントの後、データをチェックして、何かを見つけたと思います。そのため、明日に向けて改善できることを期待しています。
今日の午後に予選ができなくて残念です。特に、雨で気温が低いコンディションのなかで長時間待ち続けたファンのことを考えると、残念に思います。
明日は予選と決勝を行うので、これからその準備を整えます。