顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、放送中のドラマ『3000万』(NHK総合)で主演を務める女優・安達祐実さん。
NHKが新たに立ち上げた“脚本開発チーム”WDRプロジェクトから生まれたドラマで、思わぬアクシデントと出来心をきっかけに、人生が激変してしまう家族を描くクライムサスペンス。
安達さんは通販サイトのカスタマーセンターで派遣社員として働く佐々木祐子を演じています。
■「奇跡の38歳」から4年半
2020年4月23日発売の女性ファッション誌『CanCam(キャンキャン』で、史上最年長の38歳で表紙を飾ったことで20代女子の間で「奇跡の38歳」と話題になり、再ブレイクした安達祐実さん。
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それから4年半が経ち、今では43歳になりました。 パッと見は、あまり変化が見られず、 美しさとかわいさをキープしているように見えます。しかし、ドラマを見たところ、変化している部分がありました。
今回は、安達祐実さんが童顔に見える理由、変化した部分、童顔は得か損かを解説します。
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■「子供の顔」「子供顔」の特徴
「子供の顔」には、丸くて曲線的な輪郭、大きな目、眉と目の間が離れている、低い鼻、そしてそれらのパーツが下側に配置されている特徴があります。また、額が広くて、アゴが小さいのも特徴です。
安達祐実さんの「童顔」を作っているポイントは、これら「子供顔」のうち、丸顔、大きな目、凹凸の少ない平坦な輪郭です。額も広く、パーツも下寄りにあります。つまり、「幼い」→「若い」「可愛い」という印象になっているのです。
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■「カラスの足跡」が出現した
しかし、遠目で見ると20代の頃からほとんど変わってないように見えるものの、顔のアップになると明らかに変化している部分がありました。目尻から下まぶたにかけてシワが目立つのです。いわゆる「カラスの足跡」です。
英語でも「クロウズフィートラインズ」と言い、複数の細かいシワが放射状に広がっています。目尻のシワは笑いジワで笑顔の表情が多いからできるシワなのですが、目尻だけでなく黒目の下側からもシワがあるため、目だけを見ると「老け顔」の目なのです。
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■「童顔過般化効果」とは?
ブランダイス大学で心理学の教授をしていたレズリー・ゼブロウィッツさんによると“子供のような顔をした人は、子供っぽい性格を持っていると受け取られ、そのように扱われる”「童顔過般化効果」があるそうです。
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男女とも童顔であるほど「依存的で、従順で、純真で、弱々しく見える」ため、管理職に向いていないと思われ、昇進には不利になるケースが出てきます。
逆にミスをした際には許してもらいやすかったり、さらに「童顔の被告は有罪になりにくい」なんていう研究結果も…。つまり、童顔で損するケースも得するケースもあり、一長一短あるということです。
◆池袋絵意知
観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』(明日香出版社)『顔相恋占い』(池田書店)『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。
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(文/Sirabee 編集部・池袋絵意知)