侍ジャパン、広島との練習試合に5−0で勝利も…タイブレークに課題

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2024年11月05日 15:56  ベースボールキング

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適時打を放った侍ジャパン・辰己涼介
 侍ジャパンは9日開幕する『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』に向けて、10月29日から宮崎で秋季キャンプを行っているが、5日はSOKKENスタジアムで広島と練習試合に5−0(7回までの特別ルール)で勝利した。

 先発・井上温大(巨人)が3回、0被安打、5奪三振、無失点とパーフェクトに抑えると、4回に登板した横山陸人(ロッテ)も1回を危なげなく3人で片付け、5回からマウンドに上がった隅田知一郎(西武)が2安打浴びるも無失点。6回・鈴木翔天(楽天)、7回・清水達也(中日)も無失点に抑えた。

 打線は、0−0の4回一死一、三塁から佐藤都志也(ロッテ)がライト前に適時打を放ち先制すると、5回には無死満塁から辰己涼介(楽天)の適時打、紅林弘太郎(オリックス)の犠飛で2点を追加。3−0の7回には辰己(楽天)のこの日2本目となる適時三塁打、小園海斗(広島)の犠飛を奪った。

◆ タイブレークの練習も

 大会本番では9回を終了して同点の場合、10回の攻撃は無死一、二塁からのタイブレークが採用されているため、タイブレークの練習も行った。古賀悠斗(西武)が犠打失敗し、一死一、二塁で清宮幸太郎の内野ゴロの間に走者を進め、森下翔太(阪神)の適時内野安打で得点した。なお、二死一、三塁と好機は続いたが村林一輝(楽天)は三振に倒れ、1点にとどまった。

 藤平尚真(楽天)がその裏、マウンドに上がり、先頭・持丸泰輝の三塁への犠打をファーストベースカバーに入ったセカンド・小園のまずい守備もあり二塁走者の生還を許すと、続く中村貴浩に適時三塁打を浴びた。

 本番ではサヨナラ負けの場面も一死三塁で試合は続行。藤平は、韮澤雄也を投手ゴロ、内田湘大を三塁への内野安打、田村俊介に四球、林晃汰を空振り三振で終了した。

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