K-POPボーイズグループが正式日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げるリアリティサバイバル番組「Re:Born」#6が11月1日に放送。「DKB」と「E’LAST」がJ-POPのステージを披露した。
前回10月25日放送の#5では、セカンドミッションで「AIMERS」「DXMON」「EASTSHINE」がJ-POPに挑戦。
「DKB」がパフォーマンス順を変更できる番組ベネフィットを使い、「DXMON」が急きょトップバッターとして登場するとBE:FIRST「Masterplan」を堂々と披露し称賛を浴びた。
番組最年少チームの「EASTSHINE」は音田雅則「fake face dance music」でセクシーさをアピール、「AIMERS」はSPYAIR「サムライハート」をスタンドマイクによる振付で披露したものの、審査員からは厳しい評価を受けた。
【※以下、本編のネタバレがあります】
■YOASOBI「アイドル」を披露するDKB、審査員の厳しい指摘に「衝撃と納得」
ベネフィットを使用して5番目に登場した「DKB」が披露するのはYOASOBI「アイドル」。
セカンドミッションのステージに、跳ねるようなかわいいダンスで登場した「DKB」。クールでアグレッシブなパフォーマンスで定評のある彼らががらっと雰囲気を変えて出てきたことには審査員からも驚きの声が上がった。ファーストミッションで見せたステージから対極のコンセプトに振り切るまでには、中間点検での知られざる苦悩があった。
本番7日前。いつものようにダンスレッスンをしていた「DKB」のところに審査員のシン・ユミとヒョジン・チョイがサプライズ訪問。この日はメンバーのHARRY JUNEが別の仕事で不在だったため、6人で「アイドル」のパフォーマンスを披露した。
パフォーマンス終了後、何やら悩んでいる様子の審査員2人。しばらく考え込んだ後にヒョジン・チョイが「このステージを見たとき私が最初に感じた感情は何かというと、小っ恥ずかしかったです」と衝撃のひと言を口にする。つづけて「前の『DKB』を忘れさせないといけないのに、前の『DKB』がもっと良かった」と発言し、メンバーたちはショックを隠し切れない様子。
クールでかっこいいパフォーマンスに定評がある「DKB」の中には、キュートなコンセプトをなかなか受け入れられないメンバーもおり、シン・ユミからは「特にJUNSEOがすごく恥ずかしそうに見えました」と指摘が…。JUNSEOは「見抜かれました」と明かし、YUKUは「衝撃と納得、2つの感情だったと思います」とコメント。
審査員のアドバイスに答えるように何度も何度も練習を繰り返す。キュートなコンセプトに対しての恥ずかしさを捨てて一生懸命に工夫を凝らし、本番までに修正を急ぐ「DKB」。
デビュー5年目のベテランチームとあって、本番のステージでは中間点検の波乱の様子を微塵も感じさせない圧巻のパフォーマンス。審査員からは絶賛の嵐で、シン・ユミに「鳥肌が立っちゃった」と言わしめた。
■コンセプトは仕事終わりの会社員!E ‘LASTはまるでミュージカルのようなステージ
セカンドミッションJ-POP対決の最後のステージは「E‘LAST」。全員一致で、I Don’t Like Mondays.「Sin City」を課題曲に選択した。
WONHYUKは「『Sin City』は会社員の退勤後の話を繰り広げた歌なので、会社員のコンセプトをうまく活かせば作れる要素がたくさんあると思って、会社員のコンセプトにしました」と話す。
コンセプトに合わせて、ROMINが振付リーダーとして100%振付を作り「多彩な構成で目で見て楽しめるよう心を込めました」と話す。ROMINが紙コップにメンバーの名前を書いて振付のフォーメーションを考える場面も放送され、振付リーダーの苦悩と努力によって少しずつ完成されていくダンスの準備過程も公開。
メンバーが一丸となってコンセプトの追求とステージづくりへの入念な準備を行ってきた「E‘LAST」だが、ダンスパフォーマンスが始まる前のイントロ部分に、コンセプトに合わせたミュージカル風のナレーションを取り入れることに。日本語のセリフも自分たちで考えて録音し、残業を終えた会社員が街に繰り出す様子を再現しようとしている姿も公開された。
審査員による中間点検では、シン・ユミから「たくさん悩んでたくさん練習したというのが見えるし、ここまで準備をしてきたチームはなかったから、それもすごくよかったと思う」と高評価。
本番のステージでは練習の成果を余すところなく発揮し、まるで「E‘LAST」と一緒に夜の街に楽しく繰り出しているような、そんな没入感の高いミュージカルを見ているかのようなエンターテインメント性抜群のパフォーマンスを披露。控室でステージのモニターを見ている他のチームや審査員からも大きな歓声が上がった。
また、放送後には I Don’t Like Mondays.のドラムでリーダーのSHUKIが自身のXで「ありがたいです!アレンジもすごく良い」とポストし、話題になった。
【セカンドミッションの採点方法】
審査はシン・ユミ(シンガーソングライター)、キム・テウ(歌手)、ヒョジン・チョイ(振付師)、KARAギュリ(歌手)、KARAニコル(歌手)が採点をし、順位を決定する。採点の内訳はパフォーマンス35点/歌唱35点/スター性30点の合計100点満点で評価される。
セカンドミッション審査員による順位発表。1位を獲得したのは「DKB」。ファーストミッションで12組から勝ち抜いた最終選抜5組ではあるが、やはり今回のセカンドミッションでも結果が発表される直前まで、どのチームも緊張の面持ち。会場が緊張に包まれる中、順位が発表された。
結果は以下の通り。
セカンドミッション順位
1位 DKB 488点
2位 E’LAST 467点
3位 DXMON 438点
4位 AIMERS 396点
5位 EASTSHINE 351点
J-POP対決の戦いを終えた5組が控室へ戻ると、そこには何やら不穏なカードが1枚…。めくってみると、“挑戦状”という文字と「※ベネフィットがかかっていますので慎重に作成してください」と注意書きが書かれている。
次回放送の#7では、各チームがライバル視するチームに挑戦状を叩きつけ、ベネフィット対決を繰り広げる。
■次回「#7 Re:wind 」概要
ファイナルミッションの課題が発表され、5チームの競い合いはさらに激化していく。そんな中、最後の戦いに向けて番組から”あるベネフィット”が獲得できるチャンスが与えられる。
今回のベネフィット対決は指名制で各チームがライバル視するチームに挑戦状を書いて挑むというもので、ファイナルミッションに先駆けてRe:Bornボーイズは負けられない前哨戦を繰り広げる。
「Re:Born」は毎週金曜22時〜「スペースシャワーTV」と「ABEMA」にて放送中(全10話/スペシャルエピローグ1話)。
(シネマカフェ編集部)