京都・太秦の撮影所で俳優の化粧やヘアメークを手掛ける「東和美粧」(京都市右京区)が従業員に違法な時間外労働をさせたとして、京都上労働基準監督署は5日、法人としての同社と、同社社長の男性(59)を労働基準法違反の疑いで書類送検した。
書類送検容疑は、2023年4月、化粧などを担当する男女4人(40〜50代)の従業員に対し、労使協定(36協定)で定めた上限を超える時間外労働をさせたとしている。
労基署によると、4人の残業時間は月94〜140時間に上った。以前から行政指導などをしていたが是正されず、悪質だと判断した。社長は「複数の撮影が重なると長時間労働にならざるを得なかった」という趣旨の説明をしているという。【水谷怜央那】
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