北海道新幹線、磐石トンネルが貫通 - 掘削完了したトンネルは9本目

鉄道・運輸機構は5日、北海道新幹線の磐石トンネル(延長6,710m)が貫通したと発表した。北海道新幹線のトンネル全17本のうち、掘削が完了したトンネルは9本目とのこと。


北海道新幹線の新函館北斗〜札幌間は、鉄道・運輸機構が建設主体となり、2014年からトンネル工事に順次着手。全17本のトンネルで工事を進めている。磐石トンネルは新函館北斗〜新八雲(仮称)間(新青森起点184km165m〜190km875m内)にあり、3工区に分けて工事を行ってきた。



このうち中央の「磐石トンネル(北)他工区」(工事延長3,150m、横坑延長450m)が11月5日に貫通。これにより、八雲町に位置する磐石トンネルが貫通した。なお、同工区の工事期間は2025年4月15日までとされており、「引き続き、安全に工事を進めてまいります」(鉄道・運輸機構)としている。（佐々木康弘）