日本クラウン主催のスペシャルコンサート「令和・歌の祭典 2024〜昭和、平成、令和、歌とともに〜」が北島三郎さんのお膝元、東京・J:COMホール八王子で開催されました。出演は北島三郎さんを始めとして、美川憲一さん、瀬川瑛子さん、鳥羽一郎、山川豊兄弟に福田こうへい、三山ひろしさん、純烈。そしてレコードレーベルの垣根を越えて、細川たかしさん、藤あや子さんらも出演し、コンサート前に会見を行いました。
【写真を見る】【北島三郎】米寿に新曲発売「目標は毎日が目標、明日も目標。後には戻れない」
今回で4回目を迎えるこのコンサート。北島さんは前回の‘23年6月に中野サンプラザで開催された同コンサート以来、1年4か月ぶりにお客さんを前にしての歌唱となりました。北島さんは“毎回、お客様に喜んでもらえるような歌を歌おう。これだけです”と意気込みを語りました。
北島さんと共演することに美川さんは“もう大先輩でね、昔のこと思い出したら台湾に行ったあの頃のこととか、いろんなところを一緒に行かせていただいて。本当に思い出が多いんですけど、今日は、御大の88歳、米寿に際し本当に幸せです”と語りました。
瀬川さんも“私の父も歌手で函館出身で、先輩(北島さん)が中学生の頃、父のステージを見てくださって、それ以来、同じレコード会社でデビューすることができて。最初はまだまだだったけど、「函館の雨はリラ色」の頃に中野ブロードウェイで、お聞きになったようで、「歌が少し良くなったな」って言っていただいたのが何よりも嬉しくて。これからも私達も米寿までは無理にしても頑張りますので、いつまでも元気で皆様のためにいらしてください”と語りました。
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細川さんも“やっぱり88歳は本当に素晴らしいですね。まずは元気で、体に気をつけて100歳まで歌っていただければ嬉しいと思っています。応援してますので、我々は後輩として見習って頑張りたいと思っていますので、よろしくお願いします”とエールを送っていました。
北島さんは、この日に米寿を祝った新曲「東京の空」を発売。新曲について“私が生まれて歌手を目指して東京に出てくるまでの物語で、歌手になってからの話もあります。それがこもっているから、何か歌っていると胸に来ちゃって涙が出そうになっちゃう”と語りました。今後の目標について聞かれると、“目標なんていうのはね、毎日が目標です。明日も目標。後ろへは戻れないですから、焦ってもしょうがないから、定められた命のつづく限り歩いていきたいですね。そしてこの素敵な仲間の皆さんと一緒に、この道を歩いて行ければ、すごく幸せだと思います。”と語りました。
そして最後に、待ちわびたファンに向けコメントを求められた北島さんは、“この歌をレコーディングしたのもこの前なんですが、歌詞を覚えているかわからない。まぁ間違っても、聞いてくださる皆さんも初めて聞く歌ですから、それは許してもらえるのかな?”と、お茶目に語りながら“88歳でこんな歌を世に出せるのはうれしい。先輩面をしないで、皆さんと一緒に歩いていきますので、どうぞよろしくお願いします”と謙虚に語りました。
コンサートは2部制で全29組が出演、全48曲が披露されました。
【担当:芸能情報ステーション】
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