5日放送の『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)は、「秋の新米大収穫SP!」と題し新米に関する特集が組まれた。大分に移住し様々な野菜や果実を育てている女優・財前直見が教える“米を美味しく炊く方法”が注目を集めている。
■米研ぎからポイントが
財前は米を炊く際に始めの工程である“研ぎ”の段階から、ポイントがあるという。
一番初めの米研ぎは落とした汚れが混じった水を吸ってしまうため「最初は3秒間汚れを落とすだけ」とコツを語る。番組では水を張ったボウルに米の入ったザルを落として3秒間洗っていた。
3秒という短い時間だが、残った水は想像以上に濁っていて、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーは「あ、でも結構(汚れが)出るんすね!」と驚いていた。
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■急ぎの場合は氷でもOK
なお、ザルの選び方にもコツがあるという。金属製のザルは研いでいる最中に米が割れやすいとして、優しく洗えるプラスチック製のザルがおすすめ。研ぐ際にも力を入れず優しく、さらに旨味を逃さないために水を変えるのは3回程度がいいのだとか。
財前いわく、研ぎ終えたら30分〜1時間程度浸水させるのも重要。米に水分を吸わせることで、より美味しく炊きあがるよう。ちなみに、軟水を使用するとよりふっくらと仕上がるとのこと。
そして、浸水中は冷蔵庫で冷やすと炊く際にもゆっくりと加熱されるため甘みが増し、美味しい米が炊けるのだとか。冷蔵庫で浸水する時間がない場合は、氷を入れて炊飯する…という方法もおすすめだという。
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■バカリズムも「うまい!」
もちろん、炊き上がり時にもポイントが。炊き上がったら全体を混ぜて食感を均一にすることは一般的にも良く知られているが、財前はさらに「おひつに移す」ことを勧める。余計な熱を取ることで米が立つのだとか。自宅の場合はボウルに移すなどでも良いそうだ。
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様々なポイントを抑えて炊き上げた米と沖縄の海塩「ぬちまーす」で塩むすびを作っていく一同。かぶりついたお笑い芸人・バカリズムは「うまい!」「これがMAXですよ」と満面の笑みを浮かべていた。
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■執筆者プロフィール
根室 ひねき:『Sirabee』編集部記者。
ブラックコーヒーとブラックチョコで稼働している、東京育ちの20代のライター。取材、食レポ、エンタメ系などを中心に執筆することが多い。筋トレの沼から抜け出せなくなった悲しきゴーレム。
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(文/Sirabee 編集部・根室 ひねき)