中川翔子「苦しみがたくさんあったと思う」楳図かずおさんとの会話回想

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2024年11月06日 19:33  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

中川翔子(2024年撮影)

タレントで歌手の中川翔子が6日、X(旧ツイッター)を更新。88歳で亡くなった漫画家、楳図かずおさんとの会話を振り返った。


中川は、タレントおさるが日本テレビ系で放送されていたバラエティー番組「メレンゲの気持ち」のロケで、中川とともに楳図さんに描いてもらったという似顔絵を公開したブログを引用。「この日。お仕事をあきらめる、やめる前の最後の記念と思って挑んだロケで楳図かずお先生と一日ご一緒できて」と、芸能界引退を決意していたことを明かすとともに、「とても優しく対応してくださった楳図先生が、最後にロケバスにもう一度来て、またね!と声をかけてくださった その3文字が、絶望だった私の人生に光として刺さった だから辞めなかったんだ」とつづった。


その後の投稿で「お会いしたときに印象的だったのが、一生懸命漫画を描いても、だめだしされてばかりで全然褒めてもらえない。だからつらくて描かなくなっていった、だけど数年前に海外が賞をくれてちゃんと評価して褒めてくれた。だからまた描こうと思えた、とおっしゃっていた」と、楳図さんの言葉を回想。「独特な天才的な世界を生む苦しみがたくさんあったと思う」と推し量り、「唯一無二の素晴らしい美しい世界。個性。もっともっとちゃんと素晴らしい功績に、みんなで大好きをしっかりと伝えていくべきだし日々の中でもそういう環境になってほしいと思った」とつづるとともに、「元気に居てくださるうちにもっともっとそういう環境になってほしかった」と悔やんだ。


「これからも作品たちの輝きは、ファンとしてみんなで語り継ぎ口伝していくこともとても大切だと思う」とし、「純粋で天使のような少年のような優しい心を持った楳図かずお先生にあたたかい気持ちや言葉が世界中から未来永劫届き続けることを一ファンとして願います ずっとずっと、大好きです」と思いをつづった。

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