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明大教授の海野素央氏が6日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)に出演。
民主党候補で初の女性大統領を目指すハリス候補(60)と、返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(78)が大激戦となった米大統領選について言及した。
海野氏は「今後検証されると思いますが」とした上で「黒人女性を心理的に受容できない白人男性がどれくらい投票したのか」がポイントだとした。初の女性大統領を目指すハリス候補に「自分が差別者だと思われたくないので、隠れトランプとなり、黒人女性に国のトップになってもらいたくないと思っている白人男性がどのくらい投票したのか」と話した。
また、トランプ前大統領にも触れ、「今回の選挙で、明らかになったことは民主主義の危機が今のアメリカ人の心に刺さらないこと」と指摘。「冷戦だったら、民主主義を出せば国が団結した。しかし、21年1月の議会襲撃事件、トランプさんが重罪犯だった被告人がこれだけ勝っている。この場をトランプさんが勝つとアメリカの司法も、民主主義も弱体化するかもしれない」と話した。
海野氏は「民主主義の歴史に残る選挙でこういう結果が出ていることを私たちは直視しなければならないと思います」と主張した。
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