与野党は6日、衆院の委員長ポストや特別国会の会期に関する協議を続けた。17ある常任委員会について、自民党は大半の委員長を与党から選出すべきだと提案したが野党側は反発し、折り合わなかった。会期についても、与党は11日から4日間としたい考えだが、決まらなかった。
立憲民主党の青柳陽一郎衆院議員は記者団に、野党側が衆院の過半数を占めていることを踏まえ「全く話にならない。協議が調わないのであれば、(常任委員長の選出を)全部選挙でやっていく」と語った。
6日に開かれた衆院議院運営委員会に代わる各派協議会では、常任委員会の委員数の割り振りが決まり、全ての委員会で与党が過半数に達しなかった。