日本ではさまざまな理由から結婚した3組に1組が離婚している。だが離婚の一歩手前という夫婦はそれ以上だろうか。中部地方に住む30代女性は、
「あと一回、アレを言われたら離婚と思っています」
と意味深に語り始めた。どうやら離婚にリーチがかかっている様子。原因は夫の口癖で、「オカンだったら……」というもの。このあと女性はマザコンぶりを次々と暴露していく。(文:天音琴葉)
「日本語で話しているのに、話が通じないのです」
夫は実母をはじめ実家と仲が良く、一緒に出かけることもあるそう。女性も付き合わされているのだろう。「たまの休みくらい二人でという発想はないようです」と、寂しそうにこぼした。
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夫婦だけで過ごすよりも、実母や実家の誘いを優先する夫は、当然のごとく女性の親の誘いも断るという。「気を使うから」と言い訳するから、女性が「私も義母に対しては気を使うんだ、毎週はやめて欲しい」と反論したものの……
「『気を使うようなオカンじゃないよ!』と笑顔。日本語で話しているのに、話が通じないのです」
とこぼす。そんな夫は結婚前は、「義実家とは距離を置く、絶対に同居はない」と言っていたが、今では同居もちらつかせてくるというから厄介だろう。
「ああこいつバカなんだと思いましたね」
女性のマザコン夫への批判は止まらない。
「きわめつけは『オカンだったら……』と家事にダメ出しをすること。『オカンは働いてても家事に手を抜かない』とか、料理も『オカンの味のがいい』とか」
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いちいち比較されたら不快になるものだ。あるとき女性はキレて、「だったら自分で作れ」と言い返し、料理を作らなかった。すると夫は反省したようだ。
「謝ってきたので、『今後私をオカンと3回比べたら離婚ね』と宣言しました。仏の顔も3度までという理由です。俺は今後、嫁をオカンとは比べません、と宣言させ録音しました」
だが喉元過ぎれば熱さを忘れるもの。「今カウントダウン2回目です」と明かした女性は、1回目の「オカンだったら」発言から振り返った。
「オカンはもっとこまめに掃除してたと言い出した時、ああこいつバカなんだと思いましたね。オカン様はパート勤務、私は残業ありの正社員。しかも週末訪ねて見ている限りは、家事はむしろ杜撰です。見えてないのです」
そして投稿の前日に2回目の「オカンだったら」発言があった。
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「オカンは働きながら子ども2人育てたからお前もやらないと、と言ったので、出産後3年は働いてなかったって言ってたよ?と指摘し、『私をオカンと比べないでって言ったよね?』と笑顔で凄みました」
こんな調子だから、「どうせあと一回も、一週間もすれば誓いを忘れて言うでしょう」と見ている女性は、「その時が楽しみです」とも。実家に帰る準備を着々と進めているようだ。
「実は既に、少しずつ実家に荷物を送っています。いろいろなくなっているのにも気づかない夫に呆れもし、自分の見る目のなさにも辟易しています」
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