「一括1円」からお得に購入できるスマホまとめ【2024年11月版】機種変更でも安く買えるキャリアは？

　通信キャリアでスマホを購入する際、新規やMNPで契約と同時に購入すれば高額の割引が適用されます。また、中には機種変更でも割引されるキャリアもあります。そこで今回は、各キャリアでお得に購入できるオススメスマホを解説します。低価格のスマホはAndroid端末に多いですが、現在はiPhoneもお得に購入可能です。価格は2204年11月6日時点のもので、いずれも税込み。

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●Y!mobileは1円機種が多数、機種変更も高額割引

　最近、スマホが安く買えると評判なのがY!mobileです。オンラインストア限定の割引によりMNPなら一括1円で買える機種が多く、機種変更でも高額の割引が適用されます。また、ソフトバンクで型落ちになったスマホが安く販売されることもあります。

　とにかく安い機種が欲しい人は、MNPなら一括1円のmoto g64y 5GとOPPO A79 5Gがオススメです。この2機種は機種変更でも6800円〜1万4796円で購入できます。

　また、Y!mobileでは「新どこでももらえる特典」というキャンペーンを実施しています。Y!mobileオンラインストア（ヤフー店）でクーポンを獲得してからY!mobileに契約すると、申込月の4カ月後のPayPayによる買い物額の最大20％、最大6000円分のPayPayポイントが還元されます。これにより、MNPでmoto g64y 5GやOPPO A79 5Gを買えば、なんと5999円分の利益が出てしまう計算です。機種変更は対象外ですが、新規契約／MNP時には必ずクーポンを獲得しましょう。

　また、折りたたみスマホの「Libero Flip」は最安9800円です。新規契約／MNPだけでなく、機種変更でも9800円で販売されています。以前はメルマガ会員やマイページにバナーが表示された人のみでしたが、現在は誰でも9800円で機種変更できるようになりました。

　Libero Flipは最近増えてきた折りたたみの機種です。折りたたみスマホにはメリットもデメリットもあるので、個人的には一般ユーザーにはあまりオススメしませんが、一度折りたたみスマホを使ってみたいという人は安くチャレンジできます。

　性能にこだわるならGoogleの「Pixel 8」と「Pixel 7a」もオススメです。特にGoogle Pixel 8はMNPなら最安で一括3万9600円、機種変更でも5万9472円で購入できます。大手中古スマホ店での未使用品の価格は安くても6万円台中盤なので、機種変更でもお得です。筆者もY!mobileでPixel 8を購入し、メイン機種として使っています。

　なお、Pixel 7aはさらに安いです。MNPなら最安で2万7720円、機種変更でも4万4640円で購入できます。性能は今でも高く、ほとんどの人はPixel 7aでも十分でしょう。記事執筆時点で在庫がある色はチャコールのみなので、狙っている人は早めの購入がオススメです。

●MNPならIIJmioもお得　9割以上の割引で購入できるスマホも

　MNPならIIJmioもスマホがお得に購入できます。現在実施中の「スマホ大特価セール」では、タイミングによってはMNPにて一括110円で購入できる機種もあります。11月は、MNP特価として「iPhone SE（第2世代）」の64GBが7980円、「moto g64 5G」が1万4800円などで販売されています。10月17日に発売されたRedmi 14CもMNPなら一括980円と安いです。

　なお、スマホ大特価セールの対象はMNPのみです。IIJmioでは新規契約や機種変更でもスマホが購入できますが、家電量販店や中古スマホで買うのとどちらがお得か比較してから購入しましょう。

●3キャリアでは型落ちiPhoneが購入プログラムでお得に

　ドコモ、au、ソフトバンクでは型落ちiPhoneがお得です。iPhone 16シリーズの発売後に、iPhone 14やiPhone 15が安く買えるようになりました。

　例えばソフトバンクの場合、オンラインショップでMNP時に新トクするサポートを利用すれば、iPhone 15（128GB）とiPhone 15 Plus（128GB）は月々1円、iPhone 15やiPhone 15 Proは月々410円の負担で使えます。あまりに安いので在庫切れの場合が多いですが、一部の機種は今でも定期的に在庫が復活しているようなので、狙っている人は小まめに在庫を確認しましょう。

　au、ドコモも同様にお得です。auはiPhone 15（128GB）をMNP時にスマホトクするプログラムを利用して購入すれば、実質47円で使えます。ドコモもiPhone 15（128GB）がお得で、MNPでいつでもカエドキプログラムを利用すれば実質2万2033円（月々957円）で使えます。

　なお、3キャリアともに、価格はMNP時の割引とプログラムを利用した場合の価格です。新規契約や機種変更の場合は割引がないか、割引額が少ないため、MNPよりも価格は高くなります。

　ソフトバンクの新トクするサポートは条件が変わることが頻繁にあります。「プレミアム」「スタンダード」「バリュー」の対象機種は追加または変更される場合があるので、各施策の対象機種やプログラムの詳細は、ソフトバンクの公式サイトを参照してください。

　また、この価格で買うためにはいずれもプログラムの利用が必要で、基本的には2年後に返却が必要です。端末返却を前提としたプログラムは毛嫌いする人が多いですが、うまく使えばかなりお得にスマホを購入できます。現在、総務省ではこのプログラムに関するガイドラインの改正を検討中で、いずれはお得度が下がる可能性もあるので、今のうちに活用しておきましょう。

●3キャリアで安いAndroidスマホは？

　ドコモ／au／ソフトバンクで安いAndroidスマホは「AQUOS wish4」「arrows We2」「Redmi 12 5G」の3機種です。

　ドコモではAQUOS wish4とarrows We2が一括2万2000円で販売中です。MNPなら5G WELCOME割により1万6500円が割引され、一括5500円で購入できます。

　auとUQ mobileではarrows We2とRedmi 12 5Gを一括2万2001円で販売中です。auの場合、オンラインショップで購入すれば、新規契約／MNPは1万6500円割引の一括5501円、機種変更も5G機種変更おトク割により5500円割引の1万6501円で購入できます（5G機種変更おトク割には契約プランやオプションの条件あり）。

　UQ mobileでもオンラインショップおトク割により、新規契約／MNPは1万6500円割引の一括5501円で販売中です。

　ソフトバンクでもRedmi 12 5Gを一括2万1984円で販売しており、オンラインショップでMNP契約時に買えば1万8936円割引され、一括3048円で購入できます。

　どの機種もエントリーモデルで性能は最低限ですが、最近はエントリーモデルでも性能が底上げされており、こだわりがなければ問題なく使えるでしょう。Redmi 12 5Gは防水がIPX3なので注意が必要ですが、あとはほとんど差がないため、ブランドイメージや画面サイズ（AQUOS wish4は6.6型、arrows We2は6.1型、Redmi 12 5Gは6.8型）で選んでよいと思います。

●機種変更の割引がないキャリアでお得に買う方法

　端末を取り扱っているスマホキャリアでは、機種変更時の割引がない場合も多いです。その場合は、ECモールや中古スマホ店と価格を比較してみましょう。Amazon、楽天市場でもSIMフリースマホが販売しており、本体のみを購入して自分でSIMを差し替えれば機種変更できます。Amazonプライムセール、楽天市場のスーパーセールやお買い物マラソンなど、割引や高額のポイント還元が受けられるタイミングを狙って購入するのがお得です。

　また、中古スマホ店でも端末のみが安く購入できます。筆者も端末はイオシスやじゃんぱらといった大手の中古スマホ店で買うことが多いです。

　ただし、自身で端末を用意する場合は必ずキャリアの動作確認端末一覧ページを確認しましょう。同じ端末名でも販売元によって仕様が異なり、自身のキャリアでは使えない場合もあるので注意してください。

　以上、キャリアでスマホを安く購入する方法を解説しました。各キャリアの端末の在庫や割引額は変動するので、欲しい端末があれば迷わず購入しましょう。

著者プロフィール

シムラボ

　「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。

・Twitter（現X）：@simlabo_jp

・サイト：https://www.simlabo.jp/