2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(以下、ひろゆき)さんが5日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。
“人に伝える”ことについて語るなか、若者の間でよく使われている“エモい”という言葉について持論を展開しました。
■食レポするなら「美味しい」は封印
配信中、食べ物の味について説明をしていたひろゆきさんに、視聴者からは「食レポうまいよね」とのコメントが寄せられると「見たものと味と形状を順番に喋ってると食レポになる」とコメント。
誰かから聞いたという“食レポの上手い・下手の明確な違い”として、「美味しいと言わない」とコメント。「美味しいって情報量ゼロなんですよ。どう美味しいかって伝わらなかったら見ている人にはなんの情報もないじゃないすか」と、「美味しい」という言葉を封印し、たとえばうどんなら麺のコシや出汁の味を説明するといいと伝えました。
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■2016年から広がりをみせた“エモい”
この流れで“言葉”についてトークを展開するなか、「“エモい”って言葉って僕、苦手なんすよ」と切り出したひろゆきさん。
かねてよりあった言葉ですが、若者に広がったのは2000年代。三省堂が開催する「今年の新語2016」に選ばれ、さらに広がりをみせました。
元になる英語“エモーショナル”は「感情的な」「感動しやすい」という意味ですが、“エモい”は「懐かしい」「嬉しい」「悲しい」「切ない」など大きな括りで使われています。
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■「友達同士ならいいけど…」
ひろゆきさんは「なんとなく感情が動いたものを、すべて“エモい”と呼んでしまう…みたいな定義が曖昧な言葉って、人に伝わらないんすよね」と、懐かしいものなのか、心に響くものなのか、“エモい”という言葉を使わずに説明したほうが他人に伝わりやすいと説明。
また、コメントで「“やばい”とか?」と聞かれたひろゆきさんは頷きながら、「かっこいいでも、かわいいでも、頭が良いも…なんか“ヤバい”とか“エモい”で誤魔化そうっていうのは、友達同士ならいいけど人に何かを伝えようとするときは、あまりその言葉を使わないほうがいいと思います」とアドバイスを送りました。
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■該当部分は10:00頃〜
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(文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)