アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がインテル戦を振り返った。6日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節が現地時間6日に行われ、アーセナルは敵地『サン・シーロ』にてインテルと対戦した。一進一退の攻防が続く中で迎えた45+3分、ハカン・チャルハノールがPKを沈めてホームチームが先制に成功。後半はアーセナルが攻勢を強めたものの、CLで無失点を維持するインテルの堅守を最後まで崩し切ることができず、そのまま0−1で試合は終了した。
CL初黒星を喫したアーセナルは、現地時間2日に行われたプレミアリーグ第10節ニューカッスル戦に続き公式戦連敗。直近6試合は2勝1分3敗、敗れた3試合はいずれも無得点と不安定な戦いが続いている。試合後、アルテタ監督は「選手たち、プレーした試合、そして我々が示した支配力のレベルについて誇りに思っているよ」と選手を擁護しつつ、次のように言葉を続けた。
「我々が生み出した状況とチャンスの数を考えると、少なくとも2ゴールは決めるべきだった。それが決まらなかったことに関しては我々の責任だ。しかし、プレーの仕方、エネルギーとクオリティーのレベル、ペナルティエリアへの侵入方法、そしてヨーロッパで最高のチームの一つを支配した方法など、私は選手たちを誇りに思っている。最悪だったのは間違いなく試合結果だ。両ボックス内で我々がやるべきことをやらなかったのは明らかだ」
週末にはチェルシーとのビッグロンドン・ダービーが控える。21年ぶりのプレミアリーグ制覇に向けて、これ以上の足踏みは避けたいところだ。アルテタ監督は「今日のようなプレーができればチェルシーに勝つチャンスは大いにある。我々はそうするしかない」と意気込みを示した。
【ハイライト動画】アーセナルはインテルに完封負け…今季CL初黒星