7人組グループ・WEST.の濱田崇裕(※濱は異体字)と神山智洋、タレントの王林がこのほど、東京・東急シアターオーブで行われたミュージカル『プロデューサーズ』のゲネプロ前取材会に出席。濱田と神山が、相性の良さを語った。
【写真】仲良さそう!にこやかに笑顔を向けたジェームス・グレイ氏と濱田崇裕 濱田は「今回もお客さんが喜んでくださると確信しております。不安もなく、リハーサルからジェームスがユニークなのでジョークを交えつつ、楽しくあっという間の1ヶ月でした」と自信たっぷり。神山は「メンバーとミュージカルをやるのは、安心感をけいこ中から感じています」と清々しい笑顔を見せた。
また、ミュージカル初挑戦となる神山は、コメディーパートを濱田に相談することがあるという。「『どうやったら面白くなんねや』と考えるのですが、答えが出ない時は(濱田に)『どう思う?』って。濱ちゃんは、絶対おもろいやんっていうものが返ってくるので。お芝居はもちろん、めちゃくちゃ頼ってます」と絶大な信頼を寄せていると語った。
濱田は今回、神山の新たな一面を発見したそう。「デビュー前からずっと一緒にいるのですが、神ちゃんはこうしてんねんっていうのがあります」と切り出し、「楽屋に持参のコロコロを持ってきて掃除していた」と楽屋での神山の過ごし方を紹介した。
けいこ中も濱田と神山のボディーランゲージが「勝手にシンクロ」することもあると言い、会見中も仲むつまじげな2人。そんな2人をほほ笑ましく見守っていた演出担当のジェームス・グレイ氏は「今回が初ミュージカルがいるなんて信じられないぐらい才能あふれる方。ご自身のネタを提供していただき、笑いっぱなしです」とユーモアあふれる濱田、神山、王林を絶賛した。
すると、神山は「通しけいこをした後、ジェームスが泣いたんです」と告白。「頑張ってて良かったと心から思いました。ジェームスの思うものに少しは近づけているのかなと自信にはつながりました」と充実感をにじませた。
同作は、1968年の同名映画をもとに、2001年にメル・ブルックス氏が脚本・作詞・作曲を務め、ブロードウェイで大ヒットとなったミュージカル。今回は、スーザン・ストローマン氏のオリジナル演出・振付をベースに、多くのスーザン演出作品に出演し、自身も演出・振付家として活躍するジェームス氏を日本に招き、翻訳・徐賀世子氏、訳詞・森雪之丞氏が新たな言葉をつむぎ、新演出版として上演する。
落ち目のプロデューサー・マックス(濱田)とプロデューサーを夢見るさえない会計士・レオ(神山)がタッグを組み、“史上最低”なミュージカルを作って一獲千金を狙うてん末を華やかかつコミカルに描く。
同公演は、きょう8日から東急シアターオーブで上演される。