日本初のアスリート×企業の相互支援型社会貢献活動「AthTAG(アスタッグ)」による、総額1000万円の応援活動費を競うピッチコンテスト「AthTAG GENKIDAMA AWARD 2024」が23日、東京・有明で行われ、大賞に陸上男子走り幅跳びの吉田弘道(25=Gulliver)が輝いた。
“おカネを理由に夢を諦めさせない”をテーマに、オリンピック(五輪)や世界大会を目指す「GENKIDAMAアスリート」が参加。約40人のエントリーから選ばれた8選手が登壇した。
選手の持ち時間は1人10分で、サーフィン井上鷹(24)スノーボード・クロス塚原悠翔(21)藤田、アルペンスキー井戸志春(14)デフ陸上・短距離佐々木琢磨(31)吉田、車いすテニス橘龍平(17)の順にプレゼン。最終の8人目は、フェンシング女子フルーレの東京オリンピック(五輪)代表、東莉央(26=共同カイテック)が務めた。
妹の晟良(25=同)が今夏のパリ五輪の同種目団体で「日本女子初」の銅メダルを獲得。この日はビデオメッセージで姉への支援を求めるなど、各選手が真剣なPRを繰り広げた。
最後に、AthTAG公式アンバサダーの柔道野村忠宏、テニス伊達公子、野球古田敦也、バドミントン潮田玲子(敬称略)と参画企業が投票。吉田が大賞の200万円を獲得し、副賞(100万円)にはボクシングの前日本スーパーライト級王者、藤田炎村(30=横浜光)が選ばれた。
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その他の各賞は以下の通り。
★野村忠宏賞 柔道男子90キロ級・川端倖明(国士舘大1年)
川端「数多くの柔道家の中から選出していただき、光栄に思います。4年後のロス五輪に出場し、優勝できるよう精進したい。競技力はもちろん、人間力の向上に努めていきたい」
野村氏「まだ大学1年生ですが、世界ジュニア選手権で2連覇、世界選手権でも団体の世界一に貢献した選手です。ただ、今すぐ五輪は難しいでしょう。この階級には村尾三四郎選手(JESグループ)というパリ五輪で銀メダルを獲得した、まだ24歳で伸び盛りの選手がいますから。しかし1年あれば一回り、二回りも大きくなれる年代。心技体を磨いていってほしい」
★伊達公子賞 テニス女子・沢代榎音(埼玉・朝霞市在住の高校1年)
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★古田敦也賞 野球・東野魁仁投手(石川・穴水高3年)
★潮田玲子賞 スポーツ教室事業などで貢献するAzure sky(福岡=7人制ラグビー元日本代表の築城昌拓氏が代表理事)
★応援のチカラ賞 ボクシング前日本スーパーライト級王者・藤田炎村(30=横浜光)
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