タレントの藤本美貴が「ABEMA」で放送中の結婚決断リアリティー番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』最終話(7日放送)に出演し、結婚観についての本音を明かした。
【番組カット】「お金を稼ぐってうのも成長なんだ」ヒコロヒーも熱弁 出演者のヒコロヒー、新山士矢(さや香)、ゲストの高山一実、カルマ、伊原葵らとともにカップルの恋路を見守る中、藤本は自身が結婚を決断したときの秘話を披露し、スタジオを盛り上げた。
同番組は、結婚への一歩が踏み出せない2組のカップルがギリシャで7日間の旅を過ごし、最終日に「結婚」か「別れ」を決断するというリアリティショー。旅の最終日を見届けた出演者が結婚に対する価値観を語る中、藤本は「私、給料、年収、借金、全部聞きました」とあけすけに告白。「どうこうしようとは思わないけど、どれくらいか知りたくて」と語り、スタジオの笑いを誘った。
経済力の話題に対し、MCのヒコロヒーも「経済力はめちゃくちゃ大事」と共感。「売れていない芸人時代が本当に大変で、月並みな暮らしをするためにはある程度の収入がほしい」「収入を得られない人は成長していない証だから、ちゃんと成長できる人を選べと教えられてきた」と、率直な思いを語った。
また、結婚への不安について問われると、藤本は「不安は全くなかった」と即答。新山も「妻が医療関係なので仕事がなくならないから安心」と笑い、ヒコロヒーも「結婚前に不安がなかったって、結婚後に言われたらうれしいかも」と羨望の声を漏らした。さらに藤本は、「仕事なんて何でもいいし、今の仕事じゃなくても構わない」と自論を展開し、“藤本節”でスタジオを沸かせた。
最後に「結婚に必要なもの」についてのトークでは、高山が「愛だけでなく、話し合いやお互いへの理解が大事」と指摘。藤本は「思いやりや、いい意味での諦めも必要」と語り、スタジオをしみじみさせた。また、新山は「結婚に重要なのは運やタイミング」と、独自の結婚観を披露した。
そしてMCヒコロヒーは「2組の旅が“7日間で決める”というシチュエーションだからこそカンフル剤になり、普段気づかないことに気づけたのでは」と、このリアリティショーならではの意義を語りつつ、「最初は人様の恋路を見るのが嫌だった」と冗談交じりの本音も披露した。