俳優の清原果耶が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『マイダイアリー』(毎週日曜 後10:15)が10日に第3話を迎える。物語を織りなす大学生男女5人の各キャラクターが次第に明らかになるなか、望月歩がキーマンとなった第2話を振り返る。
【第2話カット】恋?それとも? 社会人女性の自宅を訪れた虎之介(望月歩) 同作は『わたしの一番最悪なともだち』などの脚本家・兵藤るり氏によるオリジナル・ストーリー。社会人1年目の主人公が、日々の些細な出来事をきっかけに大学時代を振り返る中で、男女5人の春群群像劇を描く。清原のほか、佐野勇斗(M!LK)、吉川愛、見上愛、望月が共演する。
第1話では、社会人1年目の主人公・優希(清原)が、大学3年生の春を思い返した。教育学部の優希は、同じ学部のまひる(吉川)・愛莉(見上)らと平凡な大学生活を過ごし、どことなく物足りなさを感じるなか、理学部数学科の広海(佐野)、商学部の虎之介(望月)と出会った。
続く第2話は、虎之介をめぐるエピソード。虎之介は、ムードメーカーで、困っている人を放っておけない性格で、バイト先のファミレスに必ず夜10時にやってくる“10時さん”こと美鈴(是永瞳)の指のささくれを気にしていた。虎之介が企業インターンの面接を翌日に控えた夜、“10時さん”は来店せず…店の外で雨に濡れうずくまっていた。
虎之介は傘を差しかけ、なりゆきで“10時さん”の自宅を訪れ、薄暗い部屋の中で、ナイーブな会話を繰り広げた。“10時さん”は「社会人って生きてるフリをすることだよ。生きてるうちに、生きてるかわかんなくなっちゃった」「夜もどうやって目をつむっていいかわからなくて、でも朝起きて、また生きてるフリして。…ごめん、これから社会人になるキミにこんな暗い話しして」とポツリ。すると虎之介は、年上の“10時さん”の両目を自身の手でおおい、「こうしたら目つむれるかなって…。俺、朝までいますから」と優しさを見せた。
大学生男女5人の中では誰よりもテンションが高い虎之介だが、優しすぎることに対する葛藤も描かれ、最後は学食で涙を流した。演じる望月は、第2話について「自分的には今までの虎之介として演じていた部分で、『もっと気持ちを出していいよ』と言われて、監督が思い浮かべている部分との差を埋めながら撮影しました」と明かす。
また、望月は「僕も会社に入って仕事をするという経験をしたことがないので、虎之介の気持ちは少し理解ができたと思います。共感できる部分を大事に演じました」と語り、「でも“10時さん”(美鈴)のことが気になってたので、ドギマギしちゃった記憶があります」と振り返る。
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