大切な人のもとへ… 高橋文哉＆西野七瀬W主演『少年と犬』特報 公開日は3月20日に

馳星周のベストセラー小説を映画化した『少年と犬』より特報映像とビジュアルが解禁。また公開日は2025年3月20日（木・祝）に決定した。

本作は、震災で家族を失った犬の多聞が東北から九州まで3000キロを超える旅をする感動の物語を描く。監督は『ラーゲリより愛を込めて』などで知られる瀬々敬久が務め、脚本は林民夫が担当。高橋文哉と西野七瀬がW主演を務める。原作は馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、累計発行部数45万部を突破している同名小説だ。

この度解禁された特報では、「どうしても会いたい人のところに、犬が何千キロも旅をするって話、信じられる？」という美羽（西野七瀬）の語りかけから始まる。

そんな穏やかな表情の美羽とは対照的に、必死に何かを追いながら悲痛な表情で「多聞！」と叫ぶ和正（高橋文哉）。その声に呼応するかのように吠える多聞の、時間も距離も途方もなく長い旅の様子が描かれる。

冒頭の幼い多聞と小さな少年が戯れる幸せな時代に比べると、あまりに過酷な3,000キロにもおよぶ旅。それでも、多聞はひたむきに真っすぐ大切な人のもとへ走り続ける…。

果たしてその旅の最後には何が待ち構えているのか？　なぜ、美羽は涙を流しているのか？「すげぇよ、多聞」和正のその言葉の真意は…。感動必至の物語を予感させる特報映像となっている。

そして強い覚悟を感じる眼差しの和正、憂いを帯びた表情の美羽に加え、波打ち際でたった一匹、海の方角を見つめる多聞の姿が印象的なビジュアルも解禁となった。

『少年と犬』は2025年3月20日（木・祝）より全国にて公開。





（シネマカフェ編集部）