月の年金23万7000円「蓄えを少しでも増やしたい」派遣社員として働き続ける67歳男性の老後生活

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2024年11月08日 20:11  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住67歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住67歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:67歳男性
同居家族構成:本人、妻(59歳)、子ども(23歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:400万円
現在の資産:預貯金100万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金30年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):4万円 ※受給年齢を繰り上げ
老齢厚生年金(厚生年金):15万円 ※受給年齢を繰り上げ
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金4万7000円

配偶者の年金や収入:給与収入14万円(月額か年額かは不明)

「もし働けなくなったら心配」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。

回答理由について、年金以外に労働収入があるため「もし働けなくなったら心配」だからだと語っています。

ひと月の支出は「約20万円」。年金だけで「毎月賄えている」そうです。

「主に書類作成業務で月25万円くらいの収入」

年金で足りない支出がある場合については「貯蓄から5万円ずつ引き出して」賄っているという投稿者。

「老後の蓄えを少しでも」増やしたいという理由で「派遣で企業さんのお仕事のお手伝い。主にパソコンでの書類作成」を行っているそう。

仕事は「土日祝休み」で、収入は「月25万円くらい」だと説明しています。

「近場の博物館や神社仏閣を回る事ができる今が喜び」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「やはり、若い時は貯蓄を考えなかった。今は後悔をしている」と回答。

それでも、年金生活については「休みの日に、近場の博物館や神社仏閣を回る事ができる今が、喜びです」「車の免許証は返納している為、最近は交通機関を利用して近場を(巡って)楽しんでいる」とコメント。

併せて「お酒を飲む事(が好き)」と、気ままに楽しく過ごしている様子です。

不安なことがあるとすれば「健康状態をいかにして維持していくか」だといい、「今はサプリメントで健康を保っています」と教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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