現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:67歳男性同居家族構成:本人、妻(59歳)、子ども(23歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:400万円
現在の資産:預貯金100万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金30年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万円 ※受給年齢を繰り上げ老齢厚生年金(厚生年金):15万円 ※受給年齢を繰り上げ
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金4万7000円
配偶者の年金や収入:給与収入14万円(月額か年額かは不明)
「もし働けなくなったら心配」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。回答理由について、年金以外に労働収入があるため「もし働けなくなったら心配」だからだと語っています。
ひと月の支出は「約20万円」。年金だけで「毎月賄えている」そうです。
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「主に書類作成業務で月25万円くらいの収入」
年金で足りない支出がある場合については「貯蓄から5万円ずつ引き出して」賄っているという投稿者。「老後の蓄えを少しでも」増やしたいという理由で「派遣で企業さんのお仕事のお手伝い。主にパソコンでの書類作成」を行っているそう。
仕事は「土日祝休み」で、収入は「月25万円くらい」だと説明しています。
「近場の博物館や神社仏閣を回る事ができる今が喜び」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「やはり、若い時は貯蓄を考えなかった。今は後悔をしている」と回答。それでも、年金生活については「休みの日に、近場の博物館や神社仏閣を回る事ができる今が、喜びです」「車の免許証は返納している為、最近は交通機関を利用して近場を(巡って)楽しんでいる」とコメント。
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不安なことがあるとすれば「健康状態をいかにして維持していくか」だといい、「今はサプリメントで健康を保っています」と教えてくれました。
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(文:あるじゃん 編集部)