GLAYが8日、大阪城ホールでデビュー30周年記念アリーナツアーの初日公演を開催した。同ツアーでは10月にリリースした17枚目のアルバム「Back To The Pops」を引っさげ、全国8都市15公演を実施し、15万人を動員予定。デビュー30周年イヤーの後半戦が、華々しく幕を開けた。
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暗闇の中から4人が登場すると、1万人のファンから割れんばかりの大歓声を浴びた。TERU(53)が「オッケー!行くぜ大阪!」と叫び、ライブがスタートした。
10月にリリースされた新アルバム「Back To The Pops」は、ポップスへの回帰がテーマ。TAKURO(53)が30年前に作った曲が収録されるなど、まっすぐで純粋なGLAYのサウンドが詰め込まれ、「30年目のデビューアルバム」とも題される。
この日は「BRIGHTEN UP」「さよならはやさしく」などの収録曲が中心となったが、「SOUL LOVE」「口唇」などの、ファンの間で人気が高く、久しくライブで演奏していない代表曲など全24曲を惜しげも無く披露した。”神セトリ”にBuddy(ファンの愛称)は大興奮し、TERUも「まだ初日なのにやばいね」と驚くほどだった。
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序盤のMCでTERUは「デビュー30年でこうやって大阪ドームをパンパンにできるなんて幸せ」と会場名を間違える”TERU語録”をさく裂させる場面もあったが、「30年間こうやってついてきてくれたみなさんがいるからこそステージに立っています」と改めて感謝を込めた。さらに「みなさんに愛情を込めて届けることが、僕らが今できること。最高の愛を受け取ってください」と思いを込めた。
30周年イヤーのテーマは「GLAY EXPO」。伝説の20万人ライブの再現ライブや、初の夏フェス参戦など、“今のGLAY”を1年を通して届け続けている。HISASHI(52)は「これからも大先輩(LUNA SEA)との対バンがあったりと、まだまだ目が離せないGLAYをよろしくお願いします」と語った。【野見山拓樹】
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