2000年11月の初演で、帝劇史上最年少座長として光一が当時21歳で帝劇初出演・初主演を務めて以来、毎年上演し続け、全日程即日完売を毎公演積み重ねてきた『SHOCK』シリーズ。『SHOCK』は、“Show Must Go On!”という言葉の意味を問い続けながら、エンタテイナーのコウイチとそのカンパニーが運命を駆け抜ける姿を描く、オリジナル・ミュージカル作品。
“Show Must Go On!”という精神について光一は「時代と共に言葉も受け取る側にとって変わってくる。もはや哲学的。ライバルのタツヤのせりふにもあるけど『コウイチは消えることを知りながら走り続けている』と。何のために走り続けているのか。死んでいなくなってしまうのに。『SHOCK』自体も、これが最後になるわけですが、もっと千秋楽まで良くしようとする。なんのためにするのか。そこには答えがない。幕を開けたら、そこにお客様がいる。ステージに立って、後ろを振り返ればたくさんの素晴らしい仲間たちがいる。オーケストラピットには素晴らしい音楽の皆さんがいる。ステージの横を見渡せばたくさんのスタッフがいる。その皆さんのために頑張ろう、というのがすべてじゃないかなと思います」と万感の思いを語っていた。