三谷幸喜氏「最下位だけど握手してくれた」楳図かずおさんとイカダレース出演の思い出

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2024年11月10日 16:16  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

楳図かずおさん(2014年9月撮影)

脚本家で映画監督の三谷幸喜氏(62)が9日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。88歳で亡くなった漫画家・楳図かずおさんとの思い出について語った。


三谷氏は「僕が大学生のころに、多分日本テレビだったと思うんですけれども、『びっくり日本新記録』という番組がありまして」と話し、「大学の仲間と出たんですよ。僕が初めてテレビに出た。熱海湾縦断イカダレース、ってのがあった」と語った。


三谷氏は続けて「(出演番組は)スペシャルだったんですけど、誰か芸能人も乗せないといけないという決まりがあって、僕の舟に楳図先生が来てくれた」と話して笑った。メインキャスター安住紳一郎アナ(51)は「へえ〜、はい」と笑いをこらえた。


さらに三谷氏は「熱海湾縦断でこいでやったんですよ」と話し、「そしたら、途中で沈み始めちゃって、楳図さん激細の方なんですけれども『大丈夫、大丈夫』って言いながらずっとこいでくれた」と当時の記憶を思い起こし、「結局、最下位になったんですけど、ゴールに着いたときは番組は終わっていて、撤収されてて、映ってもいなかったんですけれども、それでも楳図さんは『頑張ってよかったよー』って握手してくれた」と振り返った。


安住アナから「それはいい話ですね。そのことは楳図さんにはお話ししたんですか」と尋ねられ「僕、その時しかお会いしてない」と答え、「ありがとうございました」とカメラに一礼した。

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