ダウンタウンの松本人志が、『週刊文春』の性加害報道を事実無根として5億5000万円の損賠賠償と記事の訂正など名誉回復を求めた訴えを11月8日に取り下げた。
松本が所属する吉本興業は《活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます》とコメントを発表。一部で取り沙汰されていた引退はなく、順次仕事復帰を行うようだ。
《絶対に笑ってはいけない裁判所24時》
これを受けネット上ではあの“名物番組”の復活を望む声が相次いでいる。
《ガキ使で絶対に笑ってはいけない裁判所24時やってほしい》
《来年12月の絶対に笑ってはいけない株式会社文藝春秋を楽しみにしています》
《笑ってはいけない松本人志で復活して欲しい》
《どうしたって憶測よぶ結末なんで、老体に鞭打って年末の「笑ってはいけない」復活させるしかネガティブイメージ吹き飛ばす術は無いな〜》
2006年から2020年までの15年間にわたり、大みそかの特番として放送されていた『絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)の復活を望む声が相次いでいるのだ。
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この番組では“ゲス不倫”が報じられたタレントのベッキーや“アパ不倫”で知られる俳優の袴田吉彦など不祥事を起こした芸能人の復帰の場としても機能してきた。松本自身がその立場で出演するとなれば話題性は十分だろう。だが、その可能性は低いと指摘するのは制作会社プロデューサーだ。
「『笑ってはいけないシリーズ』は、2024年3月に正式に打ち切りが決定したと一部の週刊誌に報じられました。さらに性加害報道が出る前から、収録時間の長さや、出演者の高齢化などが取り沙汰されており、松本さん自身も乗り気の企画ではなかったのは確かです。2019年には同番組の収録中に俳優の佐野史郎さんが、第3腰椎を骨折する全治2ヶ月の大ケガを負っています。現在は、バラエティ番組収録中の出演者の事故に対して風当たりが強くなっていますので復活は難しいのでは」
松本が訴えを取り下げる前日の7日には日本テレビの大みそか特番の内容が『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画「グルメチキンレース ゴチになります」の5時間超スペシャルとなると発表されたばかり。
やはり、来年の年末に「すべてを笑いに変える」特番復活とはならなさそうだ。
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