俳優の小芝風花(27)が11日、都内で開かれた映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(12月27日公開)ファンイベントに登場した。
【集合カット】にこやかな笑顔で写真に応じた小芝風花、LiLiCoら ピーター・ジャクソン監督の映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の200年前の世界を舞台に、あの指輪"をめぐる壮大な冒険へと繋がる戦いを描くアクション超大作。本作では、騎士の国ローハンの若き王女ヘラ (CV:小芝)が、王国の平和と民の未来守るため国の命運をかけた戦いに挑んでいく。
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作は、強大な魔力を秘めた指輪を託されたホビットのフロドと、旅の仲間たちの過酷な物語が壮大なスケールで描いたシリーズ。冒険の始まりを描いた1作目はアカデミー賞(2002年)作品賞を含む合計13部門にノミネート、最多4部門を受賞。翌年に映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、翌々年に完結編となる映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が公開されると、アカデミー賞(04年)作品賞を含む11部門で受賞し、世界的大ヒットシリーズとなった。公開から20年を経た今も、ファンタジー映画の金字塔として世界中の人々を魅了し続けている。
シリーズ第一作目の公開は02年といまから20年以上も前。小芝は「4歳くらいでしたね」と話すと、ともにイベントに登場していたLiLiCoは「もう六本木で飲んでたよ!」と当時のアグレッシブぶりを明かし、会場を湧かせた。
小芝は「吹き替えをさせていただくことが決まってから全部見て、でもそんな前の作品とは思えないぐらい壮大。映像の迫力が半端なくて、すっごい圧倒されました」と目を輝かせた。ただ今回が初のアニメーション吹き替えとなった小芝は「やりたいです!って返事をしてしまったんですけど、よく考えたらこんなにファンの方がたくさんいらっしゃる待ち望まれてる方が多い作品に、気軽にやりたいって言ってよかったのかなと思って、どんどんプレッシャーが大きくなって」と不安に感じていたことを明かした。
このほかイベントには同作の神山健治監督が登場した。
日本アニメーションの第一人者・神山健治監督と、日本のスタジオSOLA ENTERTAINMENTによって、全編手描きのアニメーションで贈る本作は、全米3000館以上、そして全世界で数万スクリーンに及ぶ拡大公開が決定。複数の国では、日本語吹替版を上映する予定となっている。