《歩も結も同じで、安室さんや浜崎さんの音楽に、それぞれ励まされてきた。この姉妹を描く上で、お二人の曲を重要視するのはマストであり、必然だったと思います》
11月8日、放送中の朝ドラ『おむすび』で制作統括を務める宇佐川隆史氏は「リアルサウンド」のインタビューで、劇中に登場する安室奈美恵(47)や浜崎あゆみ(46)の楽曲の重要性を説明した。
「平成を舞台とする『おむすび』では、物語の重要な局面で安室さんの楽曲が使われています」(スポーツ紙記者)
安室自身は’18年9月に引退して以来一度も表舞台に姿を現していない。しかし、今でもエンタメ界に強い影響力を持っている。
「韓国を中心に活躍する人気アイドルグループ・TWICEの日本人メンバーだけで構成されたユニット・MISAMOが11月、安室さんの’08年の楽曲『NEW LOOK』をカバー。YouTubeで1千万回以上の再生回数を記録して話題になっています。
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MISAMOのメンバーたちも幼少期から安室さんのファンだったそうで、カバーできることをとても喜んでいました」(前出・スポーツ紙記者)
『おむすび』やMISAMOのカバーを受け、SNS上では《安室ちゃんは永遠に最強》《安室ちゃん復活してくれないかなぁ?》と復帰を願う声が続出している。
そんななか本誌は、彼女の“復帰計画”をキャッチしたーー。
「実はMISAMOやTWICEには、かつて安室さんのプロデューサーを務めた人物が関わっています。そうした背景からMISAMOが安室さんの『NEW LOOK』をカバーするに至ったのです。
そもそも安室さんはかねて韓国の芸能関係者と交流があり、“韓国で歌手として復帰するのはどうか”と周囲からたびたび勧められていたようです。そんななかで現在は、“プロデューサーとしての復帰計画”が浮上しているそうです」(音楽関係者)
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なぜ歌手ではなくプロデューサーなのか。
「時代を築いた歌姫とはいえ、6年ぶりに人前で歌って踊るとなればそれなりにトレーニングが必要になります。その点、プロデューサーなら必ずしも自身が表舞台に立つ必要はなく、比較的ハードルは低いのではないでしょうか」(芸能関係者) 前出の音楽関係者も言う。
「40代に差し掛かるとプロデュース業に興味を持つ歌手は少なくありません。安室さんも同じ心境なのかもしれませんね。
また、安室さんは引退後、自分の時間を過ごすなかで、音楽への情熱を少しずつ取り戻しているといいます。特に今年に入ってからは、“音楽の世界へ恩返ししたい”という意向を示すようになったそう。
K-POPアイドルにはかねて興味があるといいますし、いまの自分にできる形で音楽に関わりたいと、『歌って踊れるアイドルグループを育成する』という計画を前向きに受け止めていると聞いています」
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安室のプロデューサー転身計画にはお手本もいるようで……。
「韓国のプロデューサーであるパク・ジニョン氏(52)です。パク氏は『J.Y.Park』とも名乗り、日本では9人組ガールズグループ・NiziUをプロデュースして’20年にデビューさせました」(前出・音楽関係者)
パク氏は前出のTWICEのプロデュースにも関わっている。
「パク氏は音楽面だけでなく人間性を磨くことにも力を注ぐ“総合プロデューサー”として名高い人物です」(前出・音楽関係者)
’20年5月、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で放送されたインタビューで、パク氏は「日本でやりたいこと」を問われてこう答えている。
「安室奈美恵さんの曲を作ることです。でも、安室奈美恵さんが引退してしまって。安室さん、考え直してくれませんか?」
熱いラブコールを送るパク氏に対し、安室はというと……。
「パク氏はもともと歌手活動をしており、ヒットソングも持っています。一時期はプロデュース業に専念していましたが、プロデューサーとして成功したのちに歌手活動を再開させています。
パク氏のこうした“二刀流”を安室さんは非常に尊敬しているそうです。安室さんが実際にプロデュースをするとなれば、パク氏のプロデュース術を踏襲して、メンバー選定から関わっていくことになるのでは……」(前出・音楽関係者)
さらにその先にはこんな青写真がーー。
「安室さんは現役時代、何度もアジアでコンサートを行っており、韓国でも絶大な人気を誇ります。安室さんが育成するK-POPアイドルには注目が集まり、当然安室さんの姿を待ち望む声が全世界から殺到することでしょう。
ファンの声援に背中を押されれば、安室さん自身が将来的に歌手として復帰する可能性も出てきます」(前出・芸能関係者)
引退から6年、安室は“後輩”と新たな縁を結ぶのかーー。
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