J-WAVEが厳選! 「いま聴くべき」おすすめソング4選 (11月)【SONAR TRAX】

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2024年11月12日 12:00  J-WAVE NEWS

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ラジオ局J-WAVE(81.3FM)が選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲「J-WAVE SONAR TRAX」。2024年11月は、全4曲が選出された。

「SONAR TRAX」は、各ワイド番組でも、おすすめの楽曲を毎日オンエア中だ。今月からは、アーティストインタビュー動画の撮影、番組へのコメントもお届けしている。

ここでは、選ばれた楽曲を紹介する。原稿執筆は、大学生・専門学生コミュニティ「J-WAVE WACODES」のメンバーが担当。

【前回記事】https://news.j-wave.co.jp/2024/09/content-3443.html

ここでは、11月の「SONAR TRAX」から4曲を紹介しよう。

JIJIM 「デイジーレイニー」

JIJIMは2022年に結成された関東発の男女6人バンド。自主レーベル「Kilim record」を立ち上げ、2024年7月に第1弾デジタルシングル「ヘルシーラヴ」を配信。8月にはOvallのShingo Suzukiが編曲とプロデュースを手掛けた第2弾「ナガグツボーイ」、そしてベースソロやギターソロによって軽快な曲調を際立たせている第3弾「メーデー」を9月に配信するなど、これからさらに躍進していく注目すべきバンドである。

「デイジーレイニー」はピースフルをフラッグシップに掲げる JIJIM が、秋の終わりの寂しさ・孤独感を感じる季節にリリースする、彼らだからこそ表現し得る極上のミドルバラードである。流麗なピアノのバッキングに導かれ、切なく響きわたるメロディはシンプルだからこそ耳に残る。サビではそのメロディが 1 オクターヴ跳ね上がり、音数を絞り込んだバンドアンサンブルをバックにシンジュ(Vo)が力強く歌い上げる。今作のアレンジを手がけているのは、昨年のレコード大賞で大賞に輝いたMrs. GREEN APPLE の楽曲「ケセラセラ」のアレンジャーとしても知られる花井諒である。

WACODESコメント:デイジーの花言葉は「あなたと同じ気持ち」今回の楽曲では言葉にならない喜びを音楽にのせて繊細に表現し、他の誰かではなく「あなた」に寄り添い過ごしていきたいと思わせられる一曲です。

大石晴子「サテンの月」

大石晴子は大学卒業後から本格的に活動を始め、2018年にりんご音楽祭に出演後、2019年に配信シングル「怒らないでね」でデビュー。その後、2019年8月にEP『賛美』をリリース。2020年からは、ユニット「TATEANAS」でも活動。2022年4月には、ソロ1stフルアルバム『脈光』をリリースし、APPLE VINEGAR -Music Award-の特別賞を受賞した。

「サテンの月」はキーボードに高橋佑成、ギターに細井徳太郎などジャズシーンに留まらないメンバーを迎え、またミックス・レコーディングエンジニアは前作の「脈光」も手がけた中村公輔が担当している。丁寧に作りこまれたバンドサウンドが聞く人の意識を静寂な月明かりの夜へと導く。新しさに囚われることのない唯一無二の作品に目が離せない。

WACODESコメント:ゆったりとした曲調が一人の夜の時間にマッチしていて落ち着いた気持ちでいられる一曲です。

有元キイチ「叫ぼう」

有元キイチは2023年4月にシンガーソングライターとして M1「聞いてたの? feat. 三浦透子」と M2「ありがと」を収録した 1st シングル「0110」を、2024 年 1 月には 4 曲入りの 1st EP『Tama,Tokyo』をリリース。ソロ活動を活性化させている時代の流れに消費されない、どんな瞬間であっても真伨でエヴァーグリーンな響きをまとうポップスを追求する有元のソロワークは、一連の作品でリスナーやアーティストから確かな評価と信頼を得ている。

「叫ぼう」は、これまでのソロワークで得た時代に流されることのないポップスへの姿勢が研ぎ澄まされた、とても大きな名曲となっている。ピアノの音にのせて夜空に向けてそっと独白をするように始まり、そこに導かれた仲間たちの幾重にも重なった音色がダイナミックに流れている。〈叫ぼう叶えたい夢たくさん 叫ぼう忘れたくない人を 叫ぼう酒持ってこい 叫ぼう叶えたい夢たくさん〉この音楽を共有するすべての人の願いを解放し、それぞれが打破できないでいる壁を超えていこうとする想いが表現されている。

WACODESコメント:自分の願いは叶うはずがないと立ち止まって動けなくなっている時に後ろから大きな力で始まりの一歩を助けてくれるような一曲です。

Wallice「Heaven Has to Happen」

WalliceはLAを拠点に活動しており日本にルーツを持つシンガーソングライター。大学中退後ニューヨークにてジャズボーカルを学び、2021年にはデビューEP『Off the Rails』をリリース。その後、Dirty Hitと契約し2022年にはEP『90s American Superstar』をリリース。日本で撮影されたミュージックビデオ「Japan」はYouTubeでの視聴回数が10万回を超え、日本国内からも注目を浴びているZ世代の実力派新生アーティストである。

「Heaven Has to Happen」は11月15日にリリースされるデビューアルバム「The Jester」からの一曲。曲中に歪んだベースを取り入れることで、彼女自身が歌手として夢を生きている中でも多くの葛藤や困難に陥り自己不審に苦しんでいる様子を表している。しかし、自分のキャリアに不安を持ちながらもどこかで必ず報われるという強い決意を込めて作られた一曲だ。

WACODESコメント:いま自分が取り組んでいる事への不安や疑問に寄り添いながらも、様々なしがらみを断ち切って進んでいこうと前向きになれる一曲です。

(11期生 甲斐義人)

J-WAVE WACODES(ワコーズ)とは

「若い感性と柔軟な発想で次世代のJ-WAVEをつくる」という思いのもと結成された団体で、ポッドキャスト制作やライブスタッフ、記事執筆などの活動をしている。ポッドキャスト「空きコマスタジオ」では、カルチャー、エンタメを愛するWACODESが夢中になっていることを取材。取材の際に集めた音を元にジングルやBGMを作成し、「明日行きたい」「すぐに触れたい」東京の街を発信している。

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