松屋のチーズバーガー丼がヤバすぎる!罪悪感満載のジャンクフードを堪能

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2024年11月13日 10:00  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

松屋のチーズバーガー丼がヤバすぎる!罪悪感満載のジャンクフードを堪能

 どういう生活をしていたら「チーズバーガーを丼にしちゃおう!」という発想が浮かぶのでしょうか。


 11月12日から松屋の一部店舗にて限定メニュー「チーズバーガー丼」(並盛850円)が販売開始となりました。パンではなくご飯を使ってチーズバーガーを再現する、というかなり尖ったコンセプトの丼です。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 チーズバーガー?丼?どいうこと?頭がかなりパニックになったので、実際に販売店舗に行って食べてみました。


 チーズバーガー丼を提供しているのは都内だと23店舗。限定メニューのためか店内にはタペストリーやポスターによる告知はなく、券売機を操作して初めて分かる形でした。


 並盛りで注文して待つこと数分。運ばれてきたのはチーズバーガー丼と味噌汁の定食です。


 松屋といえば味噌汁ですが「チーズバーガーがテーマの丼にあうのか……?」と率直に思いました。しかし後々筆者はこの味噌汁に助けられることになります。


 注文して届いた丼の見た目は、ほぼほぼイメージ写真通り。お米の上に、野菜、トマトソースに、チーズ、そしてハンバーグ、一番上に目玉焼きがモリモリのっています。罪悪感も満載です。


 見本との違いといえばてっぺんにのっている目玉焼きがサニーサイドアップではなく、片面を蒸し焼きにしたベースドエッグなことくらい。


 しかしスプーンで黄身を割ってみると中身はしっかりトロトロなので筆者はにっこりです。


 そして卵をめくるとチーズとトマトソースに埋もれたハンバーグにご対面。


 見た目はチーズバーガー丼というよりはロコモコ丼といったところですが、わざわざ「チーズバーガー」と言い張るからには味は同じではないはず。そう思いながらまずは一口。


 あ、チーズバーガーです。口の中でチーズバーガーが生まれました。


 肉がまとうトマトソースは、松屋が夏限定で販売している「うまトマハンバーグ」と同じ味かな?と思っていたら、全くの別物。酸味と甘みが強調された、ケチャップ感強めのソースです。


 ジューシーなハンバーグにトマトソースの酸味、チーズの濃厚な味わい、半熟卵のコク、そしてハンバーグの下に敷かれた生野菜のシャキシャキした食感。全員が手を取り合い、見事チーズバーガーに仕上がっています。米の味がしてから「あ、これ丼物だった」と気が付くくらいにはチーズバーガーです。


 バーガー類に使われるビーフパティといえば牛肉100%が定番ですが、チーズバーガー丼の場合は玉ねぎなどのつなぎが入った、おなじみの松屋のハンバーグ。なので1枚の厚みがしっかりとあり、食べごたえも十分に感じられます。


 さらにチーズバーガー丼にはトマトソースだけでなく、第二のソースとしておそらくマヨネーズも入っています。ただちょっと味がシーザードレッシングよりといいますか。普通のマヨネーズよりさっぱりしている印象です。きゅうりやキャベツといった生野菜との相性が抜群なのはもちろんのこと、チーズソースの代わりとして全体のジャンク感を一段階引き上げてくれます。


 ただ1つ気になったのは味の濃さ。


 ハンバーグ、トマトソース、チーズ、マヨネーズとヘビーな具材が盛り込まれたチーズバーガー丼は、ジャンクで背徳的な味わいであるがゆえに、全体的に濃い目の味付け。そのため食べ進めるにつれて胃が重くなってきます。


 そこで救世主となったのが味噌汁でした。最初は「あうのか……?」などと舐めた感想を口にしてしまいましたが、味噌と出汁の素朴な風味が、口の中の濃厚さをリセットしてくれます。


 味噌汁で一旦リセットし、再び丼の方を口に運ぶとジャンクな楽しさが復活。丼、味噌汁、丼、味噌汁と交互に口にしていくと、最後まで“最高のジャンクフード”として飽きずに食べることができました。


 チーズバーガー丼の販売は11月12日から、数量・店舗限定で約1週間にわたり販売されるとのこと。今後販売店舗が拡大されるかどうかは現在のところ不明です。



<参考・引用>
松屋公式X(@matsuya_foods)


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024111301.html

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